<第45回> ☆★☆ 松菱① プロセスに? ☆★☆
★大丸=○ or ×
今100人の浜松市民に「大丸が来るんだってネ」と話しかければ、99人が「それは良かった、楽しみだね」と言うでしょう。よほどの変わり者以外、「大丸?ノー!」とは言いません。でもそれって刷込みの典型かもしれません。
私だってこのブログの名前のとおり、「新し好き」ですから、大丸が来てしまったら見に行きますし、買い物もします。ちょっとの間は便利でいいね・・です。でもこの街の将来をみると??です。
背景の事情を少し知ってしまったから・・だと思います。
★行革審の一回目で
「浜松の合併は原点が間違っている」と言って、物議をかもしてしまいました。
「お上(総務省)からの『平成の大合併』の指示を受け、隣の静岡に遅れないように駆け込みの合併」 「本来は合併は手段なのに、目的にしてしまった」 「グランドデザインや明確な目標はなく大きいことはいいことだ的合併」 「中央集権でのばらまき政治で800兆の借金があるのに、またまた国から3540億の合併特例債」 などなどを感じていたので「原点が間違っている」という過激な表現になりました。
★プロセスが間違っている
今回も本音は「原点」ですが、少し控えて「プロセス」にしました。具体的にはこんなところです。
「本来民の事は民に」 「民でできないことだけ官で」 「官ができるだけ関与しないことがZAZAの教訓」 でも 「補助金事業を多くやることが今の官僚の成績評価」 だから 「日本中の弱い自治体の官僚は国へのたかりに精をだす」 だから 「日本の借金が10年間で2倍」 「今の借金は800兆円、国民1人あたり600万円」 でも 「責任とらなきゃいけないと思っている官僚はいなさそう」 「日本丸、皆で沈めば怖くない」 という状況になっていると思います。
★まとめてみると
①官が本来やるべきでないことをやっている
②財政が逼迫する時期が迫っているのに、公費の投入に歯止めがない
③公平原則が破られ、特定の企業への補助になっている
④グランドデザインではなく、その場しのぎのプラン
⑤第三者を交えたしっかりした審議がされていない
⑥途中過程の情報公開がされていない
もし大丸が自らの資金で、自らの判断で、浜松は良いマーケットだと思って進出を決めていたら、上の①から⑥は全く関係のない話になります。ところが実際は「違うでしょう」です。
プロセスの問題はこんなところです。議論がもりあがったら、夫々についてもう少し詳しくお話ししたいと思っています。
是非市役所の商工部の方々からの反論をいただきたいと思っています。もちろん、もし行革審の委員に再任されたら、①から⑥を追求したいと思っています。こんなこと言っているとクビかもしれませんが。
★ヤマハは独自に浜松店をリニューアルしてくれました。
向かい側の松菱跡地が廃墟のままなので、大きなリスクですが、ご自身の判断で、ご自身の資金で作られたのです。だから上の①から⑥のどれにも抵触しないんです。
次のブログで残りの2つの問題「②デパートの時代?」と「③長期的全体的評価」を話したいと思います。
プロセスの問題、皆さんはどう思われますか。是非コメントと読者登録をお願いします。
ではでは。