課題の解決-6

<第141回>  ☆★☆ 課題の解決-6 ☆★☆

「ベスト&ワースト」についての、最後の解決法私案です。

★ワースト①は「一つの浜松が実現できていない」こと・・
それでも昨年のブログでは1回しか取り上げませんでした。

第82回  行革審#6

その理由は複雑で、一日でも早くやらなくては・・という思いと、
諸事情を考えるとあまり拙速ではいけないという二つの気持ちが混
ざってました。

★勝ち負けへの思い入れが強すぎるかもしれませんが・・
やはり都市間での競争があるのは現実です。行革を行い、スリムな
行政を実現し、搾り出した資金を産業の育成に、その結果として、
税収をベースにした、合理的な行政サービスで、「安心・安全・快
適」な都市を作ることができれば、浜松は生き残りますよね。

ただ、「一市多制度」や、「クラスター型の都市経営」では「選択
と集中」が出来ず。形だけを目的とした合併と政令市になってしま
います。

★今、市役所より、区役所が遠くないですか・・
市会議員が、小選挙区のため、区会議員になっていませんか・・
必要以上に区からの読まないお便りが来ませんか・・
全部瑣末な話ですが、その後ろで、今まで以上のコスト増が生まれ
ているように思います。合併のコストメリット・・まだまだ出てき
ませんよね。

2月に書いたブログ「行革審#6」で指摘したように、まだまだ、
区割り見直しのための本気の検討をする組織も、行政のスリム化に
本気で取り組む市の職員の意識もできていません。

今年こそ、本気で取り組んでもらいたいと思います。区割りを何時
までに、どんな組織で見直すのか・・を明らかにしてもらうだけで、
少し安心できるのですが。

ではでは。


この記事へのコメント
秋山様、こんにちは。

区割りは市議会議員の新たなドブ板選挙にしかなって
いないと思います。
教育や子育て支援だけを政策として訴える議員は
少ないし(当選できない)、浜松市の全体像を把握し
その将来を検討できる議員も少ないと思います。

山には山の事情があり、海辺には海辺の事情がある
でしょうが、全体として浜松市はどうあるべきかを議論
しなくては、政令市浜松の発展(安定)はありません。

せめて、区割りは3区程度にしていただければ、もう少し
壮大な政策を掲げて立候補する方もでてくるのでは
ないでしょうか?
しかも、東・中・西で区切ったら、それぞれの区が、山
の問題と海の問題、工業と農業の問題、過疎の問題、
教育や子育ての問題…と問題を共有することになり、
提示する政策も面白いものが出てくるのでは?
なんて、思います。
Posted by 山本@浜松市民 at 2009年01月21日 11:01
そっ、そうなんです。山本さん。

コメント有難うございます。すごく的確な表現で、お話いただき、自分でも納得がいきました。

> 山には山の事情があり、海辺には海辺の事情・・
流石、ハイスピードで更新される強力ブロガーの表現ですね。

そんな意味もあり、林業中心の天竜区、農業と工業と適度な人口分布の北区+浜北区、水産、工業、そして流通業の中+東西南区の3つを考えていました。

南北にも長い地形を考えても、緯度方向で分割が自然だと思っていました。

ただ、山本さんの言う、逆の発想で東・中・西で経度方向で分けると、区の中で共有はできますね。ただ、ちょっと行革的にはコストがかかりそうですし、区毎の過当な競争も心配ですので、しばらくは「一つの浜松」的に、南・中・北でやって全体の競争力を高め、マンネリになったときの活性化策としてに横割り区割りを導入するほうが安心です。

ではでは。
Posted by 秋山雅弘 at 2009年01月22日 03:31
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