情報公開

<第54回>  ☆★☆ 第54回 情報公開 ☆★☆
★今回は情報公開とプライバシーのあり方・・
について少し議論を始めたいと思っています。

実は行革審の一番の役割は情報公開だったんではないか、と思っています。市長からの委嘱で、議会に承認されてスタートした審議会でしたので、疑問点についてはほとんどまじめに答えてもらえました。

もちろん、多少お役所的な答え方が随所にみられ、よく修会長が例に出されたような落語的会話も多くありました。(数字は適当です)

八さん「市の住宅手当はどうなってるの?」
熊さん「国家公務員に準拠しています」
八さん「具体的にはどうなの?」
熊さん「国は2500円ですが、市はもう少し高いです」
八さん「市の職員の手当て金額はいくらなの?」
熊さん「市は少し高くて5500円ですが・・」
八さん「そうかね。結構差があるね~。期間はどれくらいなの?」
熊さん「国の方は5年ですが・・・」
八さん「これも市は準拠なの?」
熊さん「期間については、えーっと・・一応ずっとです」
八さん「ずっとって、辞めるまでず~っとず~っとなの?」
熊さん「条例で決まっていますので・・・」

★行革で本当に色々なことが市民にも見えたと思います。

★もちろん市議会でもやっているはずです。
ただし、議員の数が多く、委員会も多く、議会は平日の昼間ということもあり、少し市民が聞きにいくには長すぎて、かつ残念なことにマスコミ報道や注目度も低いため、中々情報が伝わっていないのが現状だと思っています。

★市議会ウォッチャーのブログもあります。
http://honnesalon.hamazo.tv/
他にも市議会関連のブログあれば教えてください。

★ついでに市の情報公開については
今年の2月3日の第10回ブログで「広報崩壊」というテーマで少しお話しをしました。松菱跡地が、誰にいくらで譲渡されたかが、全然みえない・・・というようなことを話しました。
http://atarashi.hamazo.tv/e298752.html#comments

★フェアって何だろう・・
裁判所の競売では、誰がいくらで入札したかが完全に公開ですし、思い切りフェアプレイに感じさせます。松菱跡地の問題は最初から闇の中のように思うのは私だけでしょうか。そこに補助金がまたまたついて、本当に良いのでしょうか。

★新市長になって、副市長も代わり、市の広報改革を期待しています。

色々話過ぎ、ちょっと長くなってしまったので、「プライバシー」との関係は次回にさせて下さい。

ではでは。

情報公開
<本文と無関係ですが、8月27日ブログのコメントで紹介されたシャーロットの街>


この記事へのコメント
     12月答申の前に

 行革審は「来年度の予算案に間に合わせるために」、最初の答申を12月末迄に出すそうです。

 しかし、ちょっと待って下さい。急ぐ必要のある事は来年度予算案だけでしょうか。私見ではそれと同等ないしそれ以上に重要な事が2つあります。

 第1に、高木教育長の任期が12月末で切れます。今年の4月に就任したばかりの教育長の任期がなぜもう切れるのかと言いますと、前の土屋教育長が12月末までの任期をほんの少し残して辞めたからです。後任者の任期は残りの分だけになるからです。

 この人事は前の市長である北脇さんの行ったものです。典型的な順送り人事、丸投げ人事です。前任者も後任者も消化試合校長第1主義です。

 さて、鈴木市長は「子ども第1主義」だそうですが、この人事をどうするつもりでしょうか。今の様子では、高木氏の続投となりそうです。これでいいのでしょうか。これは予算案に優るとも劣らない重大な問題です。

 市長も行革審委員の多数者も、財政改革で浮いた金の1部を教育予算に回せば教育は好くなる、と思い込んでいるようです。これは現状を知らない(調査したこともない)オメデタイ人達の妄想です。

 今の浜松市の公教育を好くするには、1にも2にも3にも4にも、教育長を適任者に代えることです。そうすれば、予算は今のままでも相当の改善が見られるでしょう。

 逆に、教育長を適任者に代えないならば、予算をいくら増やしても好くはならないでしょう。

 第2の問題は、市長公舎の敷地をどうするかから考えましょう。これはマニフェストでは「売却」となっていますし、先日、そのための予算も組まれたはずですが、鈴木市長はその後、「好い活用法があれば必ずしも売却にこだわらないし、行革審も納得してくれるのではないか」と言うように変わってきています。

 私も「好い活用法があれば」それもあると思います。周辺住民の恐れる、「マンション業者が買い取って高層マンションを建てる」とか「土地を細分化して売る」といったことには、特に後者には反対です。

 昨秋、現地を見てきましたが、公舎の横の土地が細分化されて、整地されていたように記憶しています。公舎の土地も売ったらこうなるのかな、と思いました。売らないで、緑地か森にするという手もあると思います。

 こういう考えが浮かぶとただちに連想されるのが、松菱跡地を森にしたらという案です。これは秋山さんも一部、賛成して下さり、他の方々の活発な発言もありましたが、まだ不十分です。

 一番の問題点は、誰も、浜松市全体、特に中心地域(六間道路の内側)をどうするか、どのようにして浜松を庭園都市にするか、という「グランドデザインとその具体案」を出さないことです。「外国の庭園都市みたいに成ったらいいな」という願望を形にしようではありませんか。

 それは同時に、本庁舎の改築と浜松城公園の改造と関係してきます。なぜなら、かつては私(牧野)の私案に過ぎなかった「市営体育館とその付属施設の解体撤去」はその後本決まりになったからです。

 それは2008年03月末をもって解体されるそうです。ということは、その跡地をどうするかの検討は既にノンプロ職員の手で進められている可能性が高いということです。今、我々が発言しなかったら、浜松城公園の改築という「最後の」大プロジェクトの機会をみすみす逃すことになります。

 「最後の」と言いますのは、アクトで失敗し、東街区は平々凡々に終わった今、浜松市民の美的センスと遊び心とホスピタリティーを天下に示すこれ以上のチャンスは、多分、今後30年はないだろうと思うからです。

 すると、最低限、市営体育館跡地(浜松城耐震補強を含む)の問題をノンプロ職員に任せるな、なるべく早く建築家をトップに据えた「街づくりグランドデザイン委員会」を立ち上げろ、と要求するべきだと思います。

 この建築家は2流以下では困りますが、1流以上で浜松出身の人に頼むといいと思います。大丸に25億円をつぎ込む前に、こっちにその金を使えば、松菱跡地の使い方についても好い提案がもらえると思います。

 以下の2つは12月答申まででなくて、2008年03月の中間答申まででいいと思いますが、ついでに問題提起だけしておきます。

第3に、グランドデザインの問題はハ-ドの街づくりだげでなく、ソフトの街づくりにも必要です。「第1次浜松市総合計画」(これは議会で確定したものですから、簡単には変えられません)を見ますと、ソフト関係の戦略的政策は「物作り」と「音楽の都」の2つだと思います。

 物作りの方も大切ですが、これは企業の努力を応援することが中心になるのだと思います。私の得手な分野ではありませんから、発言は控えます。

 私が特に言いたい事は「音楽の都」運動です。これは、前にも書きましたが、掛けているコストの割に成果が小さいと思うのです。数字に出すのは難しい事柄ですが、こういう事でも数字にして考えようとしなければ、財政改革の意味がないと思います。

 ではなぜコストパフォーマンスが悪いのか。それはグランドデザインとマネージャーに問題があるからだと思います。

 私は「芝居の街」を提案していますが、総合計画を変えるのは困難だとするならば、音楽の中でオペレッタの比重を高めるといいと思います。市内各地にオペレッタの劇団を作るのです。

 現在の「音楽の都」運動は高級志向が強すぎると思います。その象徴が国際ピアノコンクールです。オペレッタなら、音楽的でない人でも大道具とか、あるいは衣装とか、照明とかで参加できます。何より、言葉の訓練が中心的になる点で教育的効果が大きいと思います(オペレッタは庶民的ですが、だからと言って芸術として低級であるという考えは違うと思います)。

 そして、指導者教育のために(事業は全て指導者で決まる。浜松の教育がお粗末なのは教育長と校長が消化試合をしているからです)、毎夏、1流の演出家を招いて10日間くらいのワークショップをするのです。今の「音楽の都」運動に欠けているもう1つの点がこれです。

 では、個々の劇団の指導者(演出家)はどうするかと言いますと、そのために(それ以外の目的のためにも)ロハス教師、ロハス職員制度を導入するべきだと思うのです。2人以上の子どものいる夫婦と限定して採用し、特に辺境に入ってもらうのです(私はロハス・フリーターですが、20年以上前に3人の子どもと共に引佐町に入りました。小学校の生徒数が一気に5%増えました。笑)。

 第4の問題は天竜区などの農山村の活性化の具体案です。今回はここまでは論じませんが、これは第1次産業の活性化であり、これも結局はマネジャーの問題だと思います。最近出版されました横石知二著「そうだ、葉っぱを売ろう」(ソフトバンククリエイティブ)に紹介されている例もそうですが、マネジャーが優秀なのです。

 しかし、それを待っていることはできません。制度的に作って行くしかありません。私見では、それはロハス教師、ロハス職員制度しか考えられません。

 12月答申の前までに考えるべき事を2つ、中間答申の前までに考えるべき事を2つ、合計4つの事を提案しました。
Posted by 牧野 紀之 at 2007年09月05日 15:14
 実は行革審の一番の役割は情報公開だったんではないか、と思っています。ーーー秋山氏

 第1に、高木教育長の任期が12月末で切れます。今年の4月に就任したばかりの教育長の任期がなぜもう切れるのかと言いますと、前の土屋教育長が12月末までの任期をほんの少し残して辞めたからです。後任者の任期は残りの分だけになるからです。ーーー牧野氏


上記のご意見から、関連しますが、情報公開と人事

 月1回程度浜松に戻りますが、情報はHPやブログで収集しています。
 外から見ると結構見えるものですね。
 
 さて、行革審の情報公開で人事絡みはやはり、事務局長の人事です。行革審の委員の皆さんの任期は2年です。ところが、継続性が必要だとして任命されたと皆さんが言われる事務局長は再々任用で来年3月以降は法を曲げない限り同一条件での延長はなき人選です。
 最終決定は鈴木市長の任命ですが、この問題どうします。教育長の人事のことはよく分かりませんが、再任用による起用は市条例で決まっており、本人および任命権者の市長は当然ご存知ではないでしょうか?
 
 何か、こうした当たり前のことが市民からみると、え、どうして、それって当たり前なのと思ってしまします。
 浜松に帰省した際に、女房から噂になっているわよこんなことが・・・・・の類です。こんな疑問は一杯あるようですが、情報は常に偏っている?隠れた情報の方が後になってインパクトを与えるものなのでしょうか?

 ま、素朴な疑問にどなたか応えていただければ幸い。
 
Posted by 仙台に単身赴任中の浜松市民 at 2007年09月06日 22:15
 
   牧野さんの意見に????


 鈴木市長の言われる子ども第一主義のすべてが教育ではありません。
 市が今年度あら新設したこども家庭部や福祉関係に当たる部分も相当市長は力点を置かれようとしています。

 現在の教育長は海外での日本人学校経験、教育委員会での行政経験、学校という現場経験豊富な方です。
 
 教員採用という新たな手段を手に入れた政令指定都市浜松の顔となって職務を遂行中です。

 一方、就任後相次いだ教師による不祥事にも危機管理能力を発揮しておられます。

 総合的なマネジメント能力などを含め、適任で再任が望ましいのではないでしょうか。
 いたずらに、牧野さんが取り上げられるのはそれだけの根拠があろうかと思いますが、教育長を代えれば教育はよくなるなんて妄想はありえません。

 いかがでしょう。
 
Posted by 田中雅史 at 2007年09月07日 06:41
 仙台に単身主任中の市民の方へ

 ご指摘なるほどです。私も、前のテーマのときに指摘しようかと思っていましたが、情報の収集と選択と、気付きなどなど様々な分析をしたかったものですから様子見していました。

 ブログを見ている方の参加意欲が見て読むだけ、意見を述べるため投稿する、の判断をブログの運営者や参加者など意見の偏り等を判断してしまいます。
 
 しかし、反論というより反対の立場でディスカッションしなければ永遠にお互いの気付きは生まれません。

 例えば、この前の記事対する激論ですが、同じ日付の別の新聞記事のことについてはまったく意見がでていません。また、出ていないのはなぜだろうかというディスカッションもありません。

 会議や審議会もそうですが、口火の切り方やテーマのありかたで大きく流れは出来てしまいます。まさに、前回のブログでは記事の見出しで秋山さんが走ったように。

 そこで、仙台の単身赴任中の市民さんの意見の内容は同日の他社新聞記事にでていましたね。(自分で新聞を探す努力を) 

 本来の議論はそこへ行くべきだったのかもしれません。牧野さんの教育長人事で触発されました。

 ブログを見ている方で、書き込みされない方は大いに結構だと思います。ただし、情報は秋山さんが先の行革審で話されたようにPULLとPUSHがありますので改めて表に出てこない情報もあることを承知おきください。

 特に私の周辺も結構このブログを見て意見を私にくださいますのでよしなに。

 
Posted by 田中雅史 at 2007年09月07日 07:00
牧野先生へのコメントは、難問過ぎて、まだできていません。ということでまず・・

★仙台単身の方
初めての登場、コメントありがとうございます。
コメントの意味を私自身正確に理解できていないようなので、少し質問させていただいてから・・と思いました。

> 実は行革審の一番の役割は情報公開だったんではないか、と思っています。ーーー秋山氏

・・という風に引用いただいたのですが、この部分については「そうだそうだ」なのでしょうか「全然違うよ」なのでしょうか。

> 外から見ると結構見えるものですね。

・・とおっしゃる意味も是非教えていただければと思っています。私も結構外からみて、今の浜松には好感と同時に、危機感を持っています。交通の便もよく、気候もよく、産業も十分あるため、市民も市自体も問題意識が非常に薄いのでは・・というのが一番大きな危機感です。

> 事務局長は再々任用で来年3月以降は法を曲げない限り同一条件での延長はなき人選です。

・・の意味が良くわかりませんでした。

> 情報は常に偏っている?隠れた情報の方が後になってインパクトを与えるものなのでしょうか?

ごめんなさい。この意味も良く分かりませんでした。

愚問かもしれませんが、もしお時間があれば解説していただければ、真面目にリプライしたいと思っています。

ではでは。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月07日 17:04
いつも読んでいます。

秋山さんのブログは正直言って牧野さんのブログより記事の意図がわかりにくいです。

牧野さんは市民が持つ権利を基本として行政に対する主張が一貫しています。そこには学者の立場はゼロだからです。

秋山さんは行革審の一員である立場に時として書いてますが時に経済人や市民として書くからでしょう。行政でなく議員でないことは明らかですが。

もちろん秋山さんは人として3つの顔がありますがブログ開設の意義は行革審の立場として、と私は理解しています。

まず行革審は一般市民が持つ権利以外にどのような権限があるか教えて下さい。また議員との違いも。

情報公開の必要性を感じるならば「すでに一般公開されている情報をもとでは判断できない行政と議会の問題点」を行革審で何を感じてどんな策を講じるべきです。

単なるコストカッター約ですか?

行革審の皆さんはボランティアで役を請けているくらいですから真剣で違うはずです。

市民の意見を参考にするならば行革審の公式ブログとしてお願いします。

病気の症状を抑える薬剤師ではなく病気にならない体質になるために「やるべきこと」を記事として投げかける立場としてのブログではないですか?

生意気書いてますが明るい未来をひらく立場に選ばれた方ですので勉強として教えて下さい。
Posted by 浜松市民 at 2007年09月07日 20:15
田中さん、久しぶりのコメントありがとうございます。最初のコメントについて、少し考えました。

> 第一主義のすべてが教育ではありません。

その通りだと思います。ただ、教育の課題は、効果の表れに時間がかかり、後から変革では、今の子供自身の人生を損なうことになりかねないという意味では、最優先課題で良いのではと思います。

教育、安全、安心、人権、浜松そのものの産業を含めた将来などなど、「子供第一主義」の視点で、しっかり考えるべきでしょうね。

> 新設したこども家庭部や福祉関係に当たる部分も相当市長は力点を置かれようとしています。

期待しています。

> 現在の教育長は海外での日本人学校経験、教育委員会での行政経験、学校という現場経験豊富な方です。

・・それほどの方とは、情報不足で知りませんでした。

> 教員採用という新たな手段を手に入れた政令指定都市浜松の顔となって職務を遂行中です。

・・ということは、教員採用について新機軸の方針をすでに出されたり、何か新しいシステムが導入されたのでしょうか。是非是非教えてください。

> 教師による不祥事にも危機管理能力を発揮

・・ということも、全然私たち市民の情報にはなっていないんですよね。

> 教育長を代えれば教育はよくなるなんて妄想はありえません。

残念ながら、今の教育長が適任であるかどうかについては、私自身は言う立場にもなく、情報が徹底的に不足しています。ただし、教育・・ということを考えるとき、トップ(教育長)のが適任かどうか十分慎重に審議すべきものだと思っています。会社も国も市も、結局トップ次第だと思います。トップに牽引力がなく、方向感が悪ければひどい所に動いていきます。今の日本の混迷を見れば、最高責任者の責任の重さ、適任か否かがいかに大事かを感じます。

ただし、トップがワンマンでやるのではなく、いかに全員の力を効率よく引き出せるかにかかっています。その意味でも、やはりトップの大事さは言うまでもない・・と思っています。

いかがでしょうか。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月08日 05:49
最近の議論?意見交換?で特に気になることがあるので、コメントさせていただきます。
秋山さんは
『情報不足で知りませんでした』
『意味が良くわかりませんでした』
『是非是非教えてください』と書かれていますよね?
秋山さんは私達一般市民と違い、様々な情報を集められる行革審の委員で、またそこには優秀な専任の事務局長もいらっしゃる訳ですから、ご自分で調べるべきではないですか?そして委員として集められた情報をここでアップされる、それこそが情報公開です。
ご自分は『情報を持つ立場』であることを認識して頂きたいです。
Posted by 中区市民 at 2007年09月08日 11:32
一つ質問をさせて下さい。
↑上の『浜松市民さん』のコメント中にもありますが。
「行革審の委員さんはボランティア」と言われています。
私もそう思っていました。が、「それは最初だけで、今は委員報酬が出てる」という話しが耳に入りました。
自分でも調べてみましたが、私ごとき一市民の立場では限界があり、結局、真偽はわかりませんでした。

『報酬が出てる』というのは、単なる無責任な噂ですか?
Posted by 中区市民 at 2007年09月08日 11:44
静岡で見るようにしているので、コメントが遅れてしまいすみません。
情報公開ということなので、前回のご質問への回答も含めてコメントします。
まず、名前を名字だけにしてしまいましたが、この7月に県職員から浜松市副市長としてまいりました山崎です。
グーグルで検索して、自分の名前を見つけると、ついついコメントをいれてしまう、おめでたい奴です。よろしく。
次に、民間のボーナスに当たる公務員の期末・勤勉手当についてお知らせします。
浜松市に来てからはまだいただいていないので、県での例をお知らせします。
2007年6月の期末・勤勉手当ですが、給料44万9,600円に、扶養手当3万5,500円、地域手当1万9,404円、職務加算額7万137円を加えて、57万4,641円が期末手当基礎額で、期末率1.2で68万9,569円、勤勉手当基礎額には、給料と地域手当、職務加算額を加えた53万7,721円に勤勉率1.11で59万6,870円となり、合わせて128万6,439円ですが、所得税、共済掛金を引いて96万6,559円の支給でした。
職務加算額というのは、主幹級で10%課長級で15%加算されます。期末率と勤勉率を合わせたものが、一般的にボーナス何ヶ月分に当たるものですが、勤勉率には、勤務評価が反映されています。
もらっている本人にもわかりにくい仕組みですが、詳しい制度は、静岡県ホームページの例規データベースの給与条例や規則でわかるようにはなっています。
私は、情報については、できる限りオープンにすべきと思っていますが、行政情報には、守秘義務があるものもあり、複雑のようです。公開できないものは、その理由を明らかにすべきですが、情報そのものをわかっていない場合もあったりします。
秋山さんの「プルの情報公開」を進めるよう努力してまいります。よろしくおねがいします。
Posted by 山崎泰啓 at 2007年09月08日 12:59
★山崎さんの実名コメント
ありがとうございます。浜松市役所の中に、ここまでオープンな議論に参加いただく方がいらっしゃることは、市民にとって本当にありがたいことだと思っています。

★このブログに市役所の方にも沢山参加をして・・
いただきたいと思っていました。実名というのは無理かもしれませんが、市政について「アマチュア」ではない方が参加いただくことで、議論がうわさや、憶測ではなく進行すると思っています。

★匿名で全然問題ありません・・
が、「市役所の○○です・・」という断りがあれば、情報を良く知り、その分野の経験を背景にした議論ということで、会話がさらに弾むかと思っています。

★市民と市の職員は一緒に良い市をつくる仲間・・
だと信じていますから。

ではでは。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月09日 06:24
★中区市民さんの最初のコメントについて
コメントありがとうございました。ご指摘の通り、私の最近のコメントに『情報不足』『意味不明』『教えて・・』という言い訳がありますね。

★『情報不足』と『教えて・・』について
・・については私の仕事専門はコンピュータのソフトウェアなので、Googleで調べられる範囲はなるべく調べようとしていますが、限界があります。自分の探索能力、それにかけられる時間の制約と、情報そのものが開示されていなかったり、故意ではないけれど探しにくい状況にあることが原因です。
なんとかがんばっていますが、「ノンプロ」にも達していない腕前と持ち時間ですので、時々『教えて・・』を発してしまいます。このブログの読者である、市民一人ひとり、特に市役所のプロ職員の方に向けて、そのメッセージを投げていることが多いんです。
また浜松には色んな委員会があり、1000人以上の方がその役職を受けているはずです。その方々も多くの情報を持たれているはずなので、『情報不足』を補うため、このサイトからお願いをしています。

★新聞記事でも簡単には見つからない・・
たとえば田中さんの二つ目のコメントに「仙台の単身赴任中の市民さんの意見の内容は同日の他社新聞記事にでていましたね。(自分で新聞を探す努力を)」とあったのですが、見つけられませんでした。何新聞とか、何面とか、「××△△」というタイトルで・というヒントさえいただければと思っています。限られた時間の中で努力はしているのですが・・。

★『意味不明』について
・・はこのブログに寄せてくださったコメントに対してです。面と向かって話しているわけではないので、読んで理解しにくい表現があります。
非難しているわけではないのです。しっかり対応するために、コメントを寄せてくれた方へ、意味をとりちがえたり、KYにならないようにまず質問をしています。その方のお答えを待ってから、会話をしたいと思ってるときに、このフレーズを使わせていただいています。

★『情報を持つ立場』
・・というご指摘も正しいと思います。立場で知りえた情報について、公開可能かどうかを、熟慮して、このブログに反映していきたいと、今までも、これからも・・と思っています。行革委員の立場、多少の権限はありますが、あまりそれに便乗したり、濫用しないよう、気をつけながらやっています。

ご指摘を受けるまで、無意識に『情報不足』『意味不明』『教えて・・』を無為意識に使っていました。今後は上のような意味で使わせてください。

中区市民さん、今後も是非是非ご意見をお願いします。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月09日 07:09
★行革審委員の報酬について
中区市民さんの二つ目のコメントにあったご質問です。

★1年目は1回8000円くらい・・
一回の参加に対する委員謝礼と車代の意味だと思いますが、全額ご辞退することになりました。「お金もらっていると、なかなかきつい事言いにくいしね・・。」というような軽いノリでした。

★2年目の報酬で提言を印刷・・
予算が少なく、部数が少なくなりそうだ・・という状況だったので、報酬を頂、それを全額プールして「提言書(要約版)」印刷代に充てました。(ボランティアらしいかなと思っています。)

★今年(3年目)は一部返却し、1回3000円くらいに
・・したいと思っています。というのは第一次行革審の時から、一回3時間から7時間で、8000円の謝礼は多すぎると思っていたからです。全額辞退というのは他の委員会に真似してもらえなそうです。ただ、3000円程度なら、ボランティアとしてお受けする委員としても、リーズナブルな金額で、他の委員会の委員からも参考にしてもらえるかな・・と期待しています。

★市全体での審議会、委員会の報酬金額
まとめると、馬鹿にならない費用になります。自ら率先して、費用削減に貢献したい・・と思っています。

中区市民さん含め、皆さんのご意見伺えるとありがたいのですが・・。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月09日 07:31
浜松市民さん、ご愛読(ブログでもこの表現でいいかな?)とコメントありがとうございます。

> 秋山さんのブログは・・記事の意図がわかりにくい
・・とのご指摘です。確かに、経済人、市民、行革委員の3つの立場が混在していますね。私の持っていない立場は「行政でなく議員でない」ことですので、どうしても行政や議員と対峙することもありますし、それがこのブログの役割だとも思っています。。

> ブログの意義は行革審の立場(中略)と理解
・・とのご指摘もその通りです。委員の立場がなければ、このブログに熱意と時間をかけられなかったと思いますし、情報も委員の立場で得られたものが多いと思います。委員になって、関心の度合いも、責任意識も高まりました。ということで、一番のブログ発言の立場は「行革審委員としてこう思っています」ということになります。つけ加えれば、会社経営の経験のある、市民としての視点を持った委員として・・です。

その立場で、「浜松市民」さんの二つのご質問にお答えしたいと思います。

> 行革審は一般市民が持つ権利外にどんな権限が?
・・公開およびその前の勉強会では、いろいろな資料を用意してもらい、またその内容について、時間の許す限り質問ができます。そして、その場あるいは、内容については事後であっても、お答えをしっかりいただく
ことができます。

★八さん熊さんの会話
・・この回の最初には、少し面白おかしくするために落語調で引用で失礼しましたが、実際には責任ある立場の行政マンから、本当に真摯にかつ紳士的にお答えいただけます。これってすばらしい権限のようなものです。

> 行政、議員との違い
の最大点は執行する権利と義務も、そして決定権もないことです。情報の量については行政より圧倒的に少なく、経験の長い議員さんよりも少ないと思います。

> 「行政と議会の問題点」、「どんな策を講じるべき」か
・・について、最大の問題はまさに情報の公開と伝達だと思います。行政は情報を非常に多く持っているために、『どうやって公開したらよいかの正解』を持っていないように感じます。議会はせっかく公開しても、傍聴者が少なく、記事やテレビにも出にくい・・という伝達問題を持っています。せっかく有権者が選らんだのに、議員どんな活動をしているかが、見えませんし、内容はさらに伝わりにくいのが現状です。

★問題への秘策はあるのか・・
折角盛り上がったので、このブログの次回のテーマは「プライバシー」を1回飛ばして、「情報の量と質」について書きたいと思います。秘策というより当たり前のことを書かせていただきます。

ご期待ください。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月09日 09:34
情報公開とは、直接関係ないかもしれませんが、またまた、浜松市職員が飲酒運転で検挙されたという新聞報道がありました。

福岡市職員による痛ましい事故から一年が経ち、あらためて飲酒運転の恐ろしさを特集したテレビ報道がなされているさなかでの検挙です。

この事故のほんの少し前に、浜松市商工部の課長が飲酒運転で検挙され、更迭されています。
今回も、また商工部の職員だそうです。

当事者責任はもちろんですが、約1年の間に2人も検挙者を出した商工部の管理監督者責任を問われても、仕方ないことだと思います。

テレビの前で、頭を下げればそれで終わりではなく、経過から処分内容まで、しっかりと情報公開をして、これだけ厳しい処分をしましたということを、市民にわかりやすく伝えて欲しいと思います。
Posted by miburo at 2007年09月09日 09:39
副市長の山崎さん、

私の質問に、大変わかりやすく丁寧に回答いただき、ありがとうございました。
山崎さんのようなオープンな方が、副市長になられたことを大変心強く感じます。これからも、浜松市のために、ぜひがんばってください。
Posted by miburo at 2007年09月09日 09:48
流れ的に場違いかもしれませんが・・・

松菱の件、なぜ競売にならなかったのか?
市は補助金等を出しているのですから、今までの経過等を市民に説明する義務があると思います。
また、跡地(再開発)を引き受けた会社も放置期間が長すぎます。百貨店を、ということでいろいろ制約が有ったとも思いますが、それにしてもひどいと思います。浜松にとってかなりの損失を与えたのではないかと思います(市も同罪ですが)。秋山さんも任せるところを間違えたのでは?と言っていましたが、本当にそう思います。

大丸に25億の補助金とよく聞きますが、詳しく分かる方がいたら教えてくれませんか。内装費補助の5億円、固定資産税の減免が(大丸ではなくて土地建物の所有者のアサヒ社等に)何年かあるというのは知ってますが他には何があるのかな。
補助金をもらうということは、何年か前の銀行への公的資金投入と大体同じ事と考えます。(この場合、額が億単位と大きいので特に)支給を受けた企業はそれなりの情報公開と説明責任があると思います。上場企業なら有価証券報告書等でいろいろ知ることが出来ますが、アサヒ社の場合はそれが出来ないですね。HPでも公表されてないようです。

松菱跡地が公園になっても良いのかもしれませんが(地球的規模から見るとそのほうが良さそう、ビルを造るより木を植える時代でしょうね)、現実問題としてもう大丸は止められないと思います。もし止められる人がいるとしたら康友市長だと思いますが、氏はそこまでの‘変人‘ではなさそうです(失礼!)。
止められない、やるのであれば責任をもってやれと、もし失敗したら責任を取れと言いたいです。「議会の承認を取ってますから行政サイドに責任はありません」と言っては駄目です。
今回の年金不祥事では職員、歴代の長官等が責任を取って賞与や何がしかを返納したりしました。だから松菱の問題も時系列の記録を作っておいて、もし大丸が失敗したら歴代の関係者や責任者、当時の議員などの方々に過去の報酬などを一部返納してもらう等の対処をしてもらいたいと思います。
大丸は賃借りで入るので、採算が取れなければ(資本主義のルールで)さっと引いてしまうような気がします。大丸成功のシナリオと大丸失敗のシナリオ両方を用意して、備えておくべきだと思います。出店前から失敗の話とは!と思われるかもしれませんが、リスクに備える(市民を守る)のは大切です。

今から松菱跡地について方針転換をして、また何年かあのまま放置されることを考えると、正直「う~ん」という気持ちです。本当は3年かかっても5年かかっても情報公開し議論して本当に大丸でいいのかを決めたほうが30~50年というスパンで見たときは正しいのかもしれませんが、それをやれる政治家が居るのか、行政、市民にやる気があるのか?という気持ちです。かと言っておんぶに抱っこに肩車の大丸誘致をもちろん歓迎も出来ないです。ですから私の結論は、(ザザのように)失敗した時に誰がどういうふうに責任を取るかを明確にしておいてから、大丸に出店してもらうのが良いのではないかというものです。


牧野さんの
>現在の「音楽の都」運動は高級志向が強すぎると思います。

という意見には同感です。残念ながら一部の人のものになってしまっていて、多数が参加できるものになってない。だから盛り上がらないし、コストパフォーマンスが悪くなってしまっている。高級でなくてもいいので、もっとたくさんの人が気軽に楽しめるイベントを開催して欲しいです。

乱文にて失礼しました。
Posted by 白あん at 2007年09月09日 21:49
秋山さん、いつもブログ見ています。
というか、私のお気に入りに入れさせていただいています。

最近激論になっていて、面白く読ませていただきました。
山崎副市長も飛び入りされたようで・・・異種格闘技戦と言うか、バトルロイヤルだなあとおもって、楽しませていただきました。

情報公開については、おっしゃるとおりですね。

私は「攻めの情報公開」と「守りの情報公開」があると思っていて、今まではお役所と言うのはずっと「守りの情報公開」だったと思うんです。

知られたくないけど、議員やマスコミ、有力者のパワーに負けて公開する。だから、できるだけわかりにくい言葉を使うし、聞かれたことしか答えない。さらにはベースデータは公開せず、自分たちで内部分析し、いったんフィルターにかけたものを公開する。守ることが目的だから、それは目的に沿った行動なんですね。

これが「攻めの情報公開」になると、一転して姿勢は変わります。市民が理解し、納得するということがゴールになりますから、それが達成されない限り攻めたことにならない。だからわかりやすい言葉に代える。だから、自分たちの視点だけでなくて、セカンドオピニオンも入れる(これも行革審の大事な仕事)。ベースデータや審議過程も公開し、プロセスの合理性や妥当性も評価してもらう。そうしたことができて、初めて目標を達成できるのが「攻めの情報公開」です。

第2次行革審にも1次以上の成果を期待しています。
これからも全力で応援します。
Posted by 大岡 敏孝大岡 敏孝 at 2007年09月09日 21:51
 秋山さん、遅くなりました。
 行革審の取り組みは、民間の経営者がこれだけ、熱心に取り組んでいるのは珍しいと思います。もちろん、公開の審議会には物理的に参加できませんので、こうしたブログや市役所などのHPは非常に参考になります。
 
 行革審は情報公開?というのは、行革審のメンバーとタイミングと狙いだったでしょう。少なくとも第1次はですが。

 その結果市長が交代したわけですから。

 包括外部監査と議会、行政内の行革もこれまで平均以上に取り組んできたことでしょう。
 それが今回行革審(=メンバーの凄さ)という組織がこれまでの慣行に風穴を開けたことが大きかった。

 情報公開はされていたが、密かにされていたというか。関心を持って情報を得ようとすれば市民の権利として得られるものです。それが、行革審によって積極的に取り出し、オープンにされたということでしょう。

 したがって、情報公開だったという秋山さんの意見は一部当たっていますが、すべてではないと思います。

 本来、あるべき情報を取りに行くのは関心のある市民などで、議員、市民オンブズマンなどなどで日ごろの活動は議会制民主主義の中には枠組みとして存在しています。

 今のようなメンバーによる行革審がいずれは終焉します。問題は市長を選ぶ際の市民の投票行動と、公約の監視の仕方です。

 公約の中味と実行力で選んだ市長であれば、市長の言動や公約の遂行状況を絶えずチェックできることが必要です。

 ただし、公約は修正されてもよいと思います。むしろすべきでしょう。
 これだけ、時代が大きく変化していれば、公約に掲げていた、ものを実践するのがその時々で正しい判断なのかは疑問です。公約を変更する際はキチンと説明責任が果たせればそれでいいのではないでしょうか。

 行革審は市長をはじめ、行政の取り組んでいる課題をチェックすべきもので、道筋を示すことを超えてはいけません。レールに乗せたら監視する方向に舵をきらなければなりません。

 情報公開の仕方を含め、任せて安心な行政であってほしい、できれば行革審を頼らないで。
 第二次行革審はそのことに傾注すべきでしょう。

 自らが実行する、自立する。この意識改革こそが行革審の成果だったと思います。

 この基本的な道筋をさらに確実にするのが第二次行革審で情報公開そのものが行革審ではないと思います。

 教育は教え育てることではなく、育つことを教えるものです。

 行革審もどうか、現代の教育のように間違っても、教え育てるのではなく、育つことを教えてください。

 第1次行革審は、茶の間ではかなり過激な審議に映っていたようです。中学生や小学生の息子や娘の目には
「お父さん議会の役割ってなに。行革審がなくても本来は機能しているんでしょう?」

 

 
 
Posted by 仙台に単身赴任中の浜松市民 at 2007年09月09日 21:51
コメントの意味が伝わっていないようなので、再びコメントします。

情報についてですが、秋山さん個人で調べるのではなく、専任の事務局がいらっしゃるのですからそちらにお願いしてくださいということです。

様々な審議会や委員会がありますが、専任の事務局を持っているところはほかにはありません。
行革審議会のお仕事だけされている職員の方には、充分調べられる時間も権限もあるはずですし、もちろん報酬もです。
また、秋山さん始め委員の方々も必要であれば調査を依頼する権利をお持ちなのです。

また、『情報を持つ立場』としてのお答えにも重ねてコメントします。
秋山さん始め、行革審の委員の方は、かなりの権限を持っていること、自覚してください。
ご自身は、そう思っていらっしゃらなくても、世間一般の認識は違います。ずれています。

また、便乗や濫用はもちろんのことですが、公平公正中立を誇られるのなら、「誰かに都合が良い・悪い」についても、熟慮されることをお勧めします。

最後に、報酬についてですが。
一回3時間から7時間で、8000円の謝礼は多すぎると思うのは、秋山さん個人のお考えでしかありません。
私も委員を務めたことがありますが、貴重な税金から報酬を頂いている以上、成果を挙げなければいけないと頑張れることも一つの考え方です。
また、同じ委員を受けていただいている大学の教授など専門家や苦しい家業をやりくりしてまで参加されている市民の方にも、報酬は自分の励みにもなり参加する根拠にもなります。

というように、様々な考え方が存在することを、もう少し考慮して判断し発言することが行革審の委員としては必要です。
Posted by 中区市民 at 2007年09月09日 21:59
行革審のテーマである補助金の費用対効果について。
例えば
>高級すぎる音楽イベント
ピアノコンクールですよね。確かに敷居が高いですね。市全体の盛り上がりは感じられません。
しかし、低級にすればいいかというと、違うんではないかと思います。
僕はピアノは引けませんし、会場にいったことはありません。でも、関心はかなりあります。去年はネット配信で楽しみました。地元ベンチャーが開発したネット配信でシステムで20万アクセスを越えたそうです。
高級そうなものは浜松に合わないなんてことはないと思いますし、それでは浜松市の成長は見込めないと思います。
高級でも敷居が低いものにすることこそが、本当の効果がえられる道だと思いますし、財団の使命でしょう。
逆にそういう取り組みがなければ単なる自己満足に終わってしまい、文化育成には繋がりませんよね。
費用対効果については、ただやめるやめないの議論ではなく意義や質についても考慮していただきたいです。

すいません。情報公開の趣旨から外れてしまいました。
Posted by 団塊Jr at 2007年09月09日 22:46
 
 高級すぎる音楽イベントに一言

 音楽はピラミッド文化(産業)です。頂上があって、底辺はすそ野の広い文化です。

 頂上があるから人はそこを目指します。その頂上を市が提供できるということは世界中そう多くあることではありますん。

 楽器メーカー、ピアコン前のピアノアカデミーなどなど
関連する産業や事業などを含めすそ野が広い。
 また、浜松市民を中心に素晴らしい演奏を低価格で聴くことができるのは最高の市民の権利です。

 ようは考え方だと思います。文化は国境を超えます。ホームスティ、通訳などなど異文化につながる貴重な市民参加の場です。

 費用概念の枠を広い視野で考えると、経済効果は非常に大きいと思います。

 仙台に単身赴任中の浜松市民の方へ

”教育は教え育てることではなく、育つことを教えるものです”

上の言葉気に入りました。
 
 音楽は音を楽しむことではなく、楽しめる音を出すことでしょうか。ピアコンの演奏家はまさにそうでしょうね。

 そして、聴衆は楽しめる音を出した音を楽しむなんでしょうね。この価値観に高い安いはないでしょう。

  浜松らしさをPRする費用としては私は高くないと思います。

 

 

 
Posted by 田中雅史 at 2007年09月09日 23:29
★コメントありがとうございました。

今回いただいたご意見で、やっとブログをやって良かったと実感しました。田中さん、仙台の方のご意見も理解できました。

本当にいろいろな視点があり、批判だけでなく、いろいろな建設的なご意見も集まりました。

★いただいた権限に十分見合う義務を・・
果たしていきたいと思いますし、結論のでないところについては、このブログで継続j的に、今回のコメントを参考にテーマを設定し、お話をしたいと思います。

次回ももう一度「情報の量と質」をテーマにしたいと思います。

ありがとうございました。
Posted by 秋山雅弘 at 2007年09月09日 23:47
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