第320回 小沢一郎氏無罪
カテゴリー1 日本の未来
衆議院選挙の何故何故を書くつもりだったのですが、風化する前に小沢さん無罪の事実を書きたいと思いました。
2012年11月19日は11・11として記憶に留めたい記念日になりました。つまりこの日から小沢氏の改革運動が再開したからです。小沢一朗復権記念日です。
★最初の無罪判決
本当は今年の4月16日に無罪判決が出た時点で検察官役の指定弁護士が諦めてくれればもっと復活は早かっただろうし、結果として消費増税法案を阻止できていたかもしれない。
残念ながら、その時は指定弁護士が上告し、再度裁判が開かれた。もう検察によって捏造された証拠もなくなり、裁判の必要はなかったはずだが、指定弁護士たちはどこかからお金をもらっていたかのように、裁判を継続させた。それが国民の税金かどうか。少なくとも多少の表のお金は税金から、直接裁判所から支払われているはずだ。士(弁護士の士または司法の司)は仁術ではないので、無償で裁判を継続し、時間をかけたとは思えない。
ただ、それ以上に裁判を継続させたい勢力に、もし、官房機密費を使うことのできる人達がいれば、幾らでもお金を投入できるので、指定弁護士たちにとっては、上手い商売だったはずだ。もし億のお金をもらえるのなら、負ける裁判の検事役を私だってやりたい。
結果として、指定弁護士により上告が実施され、二回目の裁判が始まってしまった。
★二回目の無罪判決
もう、日時は忘れかけたが、二回目判決も無罪になり、さらに、一審よりも、小沢弁護団の主張を認めた形になった。おそらく裁判所の良識が働いたのだろう。小沢氏の主張をさらに認めたことで、司法を悪用して政局をコントロールしようとする政治勢力に対し、「明確に、無罪なのでもう司法の悪用は止めなさい」というメッセージを発信したと思われる。
★なぜ、今回は、指定弁護士は再度の上告を諦めたのか
これも先の裁判には官房機密費が支払われたのでは・・という疑惑を元に考えると合点がいく。官房機密費を無駄に使わず、選挙の後に自分たちの懐にいれる資金はできるだけ多く残した方が良い・・と考えるのが、最近の沈みゆく泥船の船長達の思考だと思う。
「政権与党でなくなれば、お金に困る。選挙はどうせ負けるので、選挙にも使わず、裁判にも使わず今のお金を残そう。選挙に負けて民主の議員が少なくなれば、民主党の金庫に眠る200億円は僕らのもんだもんね。頭数は少ない方がよいもんね。」
なんてこと野田さん達、考えているはずは、絶対にないですよね??