<第19回> ☆★☆ さわやかな市長 ☆★☆
今日も別の話題です。第18回でお話ししたジーランド市の市長さんはおそらく70歳を越した方でした。ところがお話しがすごくさわやかで、たった1時間程度の会談でしたが、是非ジーランド市と関係を作り、再度訪問したいと思いました。
新しい市政を代表する人にはどんな資質が必要か・・などを考えてみました。もちろん勝手連の勝手な期待される市長像です。
『さ』 先が読める人
『わ』 悪いと思っている人
『や』 やる気のある人
『か』 頑なでない人
『な』 仲間の多い人
『先が読める』なら、本来は南北合併ではなく、東西合併での都市間競争力が先でした。その上で、この地域に水と空気を送り続ける北部との合併を行い、本当の環境都市を作るのが正しいビジョンだと思います。アメ(合併特例債)とムチ(地方交付金と補助金の削減)による中央集権型の合併に乗る場合の、将来不安を考えないから、先が読めないから3540億円の約束手形を簡単に切ったのではないでしょうか。全部僕ら浜松市民の借金です。
今回の合併の原点が『悪いと思わない』なら、改革する必要はありません。折角行財政改革の審議会を作りながら、思った以上に踏み込んだ提言には「ノー」という現職市長。合併は大成功、政令市になったらバラ色と思っていたら、夕張への道マッシグラです。
先がバラ色、僕は悪くない、合併を決めた市長だ・・と思っていたら、改革を『やる必要も無く』『やる気』も全くないでしょう。選挙間際に簡単であまり効果の無いものを、小出しに新聞に発表して、『やる気の演出』をされても、何だかなぁ~という感じです。本当に改革をするのは誰か・・が問われています。
一人でできることは限られます。周りの人の叡智受け入れるには柔らかさが必要です。『頑なではない人』、『人の意見をじっくり聞く人』『素直な人』を見極めたいと思います。
『仲間が多い』のは大事な特質です。周りが力を貸します。もし市長になって、上下関係のついた市の職員の方々は、当然チームメイトですが、何でも相談できる仲間は、外の社会にいます。民間や大学、東京と他の地方などなど。
是非皆さんからの「市長像に対するご意見」をお待ちしています。