新しい市政をつくる会

＜第219回＞　　☆★☆　あっぱれ社民党　☆★☆
カテゴリー1 日本の未来

先週の金曜日の夜、日本橋のホテルで、あるデザイナーの方とお話をしました。

話の内容は「日本の未来は産業で決まる・・」というようなものだったのですが、その方がポロリと「社民党は連立離脱する方が良い」と言われました。私より10近く年長で、中国に5年も住んだ博識の方の言葉なので、「そうなんだ・・」と納得して帰りました。

その夜、福島党首が閣議決定へのサインを拒否し、鳩山総理が福島大臣を罷免、そして社民党の連立離脱です。

あっぱれ社民党、あっぱれ鳩山総理ですね。

日米の共同声明では辺野古を明記し、閣議ではもし福島さんがサインしてくれるなら辺野古の文字を出さない・・なんておかしな話です。本当にそんな相談していたんでしょうか？？？

結論としてはそんな「ダブルスタンダードはダメ！！」という福島さんの判断もOK,それに対し、本来の形通り、辺野古を入れた閣議決定に対してNOの意見の福島さんを罷免という処遇もOKですね。

それを受けて連立離脱した社民党もあっぱれです。社民党にとって連立の一番大事なポイントなので、そのあたりで妥協したら、村山元総理の二の舞、社民党は世論の支持を失い、旧社会党のように存在そのものがなくなってしまいます。

日頃防衛についての勉強不足、政治家らしくない頑な言動で福島党首はあまり評価していなかったのですが、今回で安心しました。世論の支持ももらえると思います。

もう辺野古は当面の主論点では無くなるので、選挙協力はしても論理的には大丈夫ですね。１から10まで主張が同じ政党なんてありえないので、１０の中の９が一致しそうな民主との連携はOK。古い自民党の政治を変える・・という一番大事な論点で、衆議院選を一緒に戦ったので、その状況は1年たっても同じですよね。