あっぱれ鳩山サン

<第220回>  ☆★☆ あっぱれ鳩山サン ☆★☆
カテゴリー1 日本の未来

次の総理が決まった今、鳩山元総理の辞任のことを語るのは少し遅いかもしれませんが、鳩山サンの辞任はすごい決断だと思います。特に小沢さんとのダブル辞任が・・。

前日の「親指立てサイン」の意味が翌日になってやっと理解できました。「僕、やったよ!」ですね。

★御自身が辞めなければいけない状況だったか?
全然辞めるべきではなかったと思います。マスコミによる世論操作の結果だったと、良識ある人は思っているのではと思います。

①政権発足からまだ8か月しかたっていないのに、大きな成果が残せていないとなじるマスコミ
②上手く実現できたマニフェストについては囲み記事扱い
③もともと一番難しい外交、防衛について、批判ばかりの報道
④現実には存在しない「政治とカネ」問題の喧伝
⑤「5月決着」を過剰にとりあげ、約束通り5月中に決着したのに社民離脱の責任論ばかり

まさに「アラさがし国家」の「アラさがしマスコミ」。一部の民主党の「総理辞任論」を過剰に報道。

民主党の誰が「総理辞めろ」を実際に言っていたか、誰も知りません。

「皆が言っている」といういつものよくある、噂話レベルの、デタラメ世論操作の報道です。

そんな中で、「無念の辞任」ですが、「民主党の本当の意味の改革」を進めるための「身を捨ててこそ」の行動は、日本のトップとして、流石にすごい決断力、リーダーシップを持った人物を選んで良かった・・と思いました。

政権交代を果たした民主党の代表としての功績、8か月の短い期間に「補正と本予算を通し」「不況対策を実施し」「子供手当を実現し」「グアムへの海兵隊移動を再開させ」「アメリカとの密約を公開し」「みんなの党の渡辺代表ではできなかった事業仕訳を実施」をした総理大臣としての成果、引き際の見事さに、

◆◆◆あっぱれ鳩山さん!!!◆◆◆

と大きな声で言ってあげましょう。


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この記事へのコメント
お久しぶりでございます。
激しく同感ですので、コメントせざるを得ませんでした。

参議院選挙の結果が日本の明暗を分けますので、鳩山さん(小沢さん)の決断は素晴らしいと思いました。
失礼な言い方ですが鳩山さんがここまで「総理の器」だと思っておりせんでした。氏ならもう一度総理を任せても良いなと感じております。

②と④については民主党の努力(説明)不足もあると思いますが、まさに「アラさがし国家」の「アラさがしマスコミ」が国益を損なう行為をしていると思っています。本当に残念でなりません。

話は変わりますが、私は世界には日本の政治が「漂流」してくれた方が都合が良い方々が存在すると思います。そういう方々が日本にいわゆる「工作員やスパイ」を置いて、「漂流」させる為の活動をしている、というのを私は7割くらい信じています。(その昔、児玉誉士夫と言う人が「自分はCIAの対日工作員であった」と言ったとか言わなかったとかというのもあるようです。)少し中国の方を向いている小沢さんが、存在しない「政治とカネ」で総理になれなかったのも何かそういうのがあるのかと思ってしまいます。竹中平蔵さん、升添さん、田原さん(時々)、読売新聞さん(大手マスコミ)等はひょっとしてそういうお仕事の方々ではないかと私は妄想してしまいます。考えすぎでしょうか?

今はとても大事な時ですよね。鳩山さん(小沢さん)の判断は「身を呈して国益を守る行為」だと思います。ですが、それを理解できる人が少数だと思います。多くの人がそれを理解できるようにする為にはどうすれば良いか、私も考えます。


民主党も試されていますが、もっと大事なことは「国民」が試されているということです。


妄想、拙文を失礼しました。
Posted by 白あん at 2010年06月06日 23:00
白あんさん、ありがとうございます。

> 鳩山さんがここまで「総理の器」・・
本当ですね。多少、頭の良い、お坊ちゃまと思っていた自分自身の見る目のなさを今は恥じています。

鳩山さんの辞任演説の後の、握手する小沢さんの表情に「万感の思い」を感じました。決して自分のため、お金のために政治をやる人間ではないことを、何故多くの人は理解しないのでしょうね。

やはりマスコミの問題ですね。
Posted by 秋山雅 at 2010年06月07日 06:52
> ①政権発足からまだ8か月しかたっていないのに、大きな成果が残せていないとなじるマスコミ
成果どころか、状況が悪化していたり実現に向けてのビジョンが不明瞭なままだったり・・・という印象です。

> ②上手く実現できたマニフェストについては囲み記事扱い
それは具体的に何でしょうか?
また、そのマニフェストの真のねらいは、突き詰めれば一般的な日本国民のためになることであるはずなのですが、実際そうなっていますでしょうか?(そのねらいからずれた、歪で形式的な「実現」になっていませんか?)

> ③もともと一番難しい外交、防衛について、批判ばかりの報道
もともと一番難しい(しかし極めて重要な)外交、防衛の問題が関係する普天間の問題について、抑止力の意味も分からない当時の鳩山さんが軽々しくマニフェストに掲げ、また実現への適切なプロセスも踏まずに期限だけ切ってはそれを翻す迷走を繰り返してきた背景があるからだと思います。

> ④現実には存在しない「政治とカネ」問題の喧伝
何をもって「存在しない」と断言できるのでしょう?
客観的な事実から出発して論理的に結論できるのであれば、ぜひ御説明願います。

> ⑤「5月決着」を過剰にとりあげ、約束通り5月中に決着したのに社民離脱の責任論ばかり
政治家に限らず社会人には普通、

(1) 約束を守る(特に、約束した期限を守る)
(2) 成果を上げる(努力したというだけでは許されない)

の両方が要求されるものだと思います。
(1) の実現可能性が低く思われていた時点で「5月決着」を大きくとりあげられていたのは当然だと思います。
結果なんとか (1) は実現しましたが、 社民離脱の責任論というよりは (2) について(つまり、自民党政権下に比べて状況を改善する、ということだったはずですので実際そうなったかについて)こそを客観的に検証すべきだと思います。

私は逆に、マスコミは民主党に甘すぎるという意味で問題だと思っています。
具体的に指摘しはじめるとキリがありませんが、例えば宮崎の口蹄疫問題について。
地域から問題の報告を受けていたにも関わらず、赤松元大臣が対策本部からの申し入れをキャンセルして外遊に出てしまい、また「政治主導」のため結果として政府としての対応が遅れ、宮崎全体の(もっといえば日本全体の)大問題になってしまった責任は、赤松元大臣一人の辞任程度では済まされない、内閣総辞職ものの重大な問題でしょう。
仮に自民党政権下で同じことが起こっていたら、各局がこぞって特番を組んでの総バッシングになっていただろうと思いますが、実際そうでないことにマスコミの民主党への甘さを感じます。
何せ、麻生元総理の「漢字の読み間違い」や「ホッケの煮付け」程度のことでも嬉々として取り上げていたくらいですからね。
私は、一般の日本国民に知られては困ることの報道を甘すぎるマスコミが「報道の自由」で控えてくれることをいいことに、民主政権が私たちの知らない間に危険な法案を強行採決していないか、また今後そういうことにならないか、とても心配しています。
Posted by pon at 2010年06月12日 09:53
ponさん、ありがとうございます。

なかなかお返事の難しい内容ですが、大事なことですので、しっかり検討してコメントまたは新しい記事で書きたいと思います。

少し、お時間をください。
Posted by 秋山雅 at 2010年06月12日 19:12
ponさんの指摘する

> 成果どころか、状況が悪化していたり

> そのマニフェストの真のねらいは

・・について少し考えました。

後者については、今年の2010年01月10日にこのブログで「第192回 マニフェスト・・」を書いています。http://atarashi.hamazo.tv/e1946076.html

また2009年08月30日には第174回から第178回では、5回にわたり「民主:三つの政策」「高速道路の無料化」「戸別所得補償制度」「子供手当」「財源は・・」を書きました。
http://atarashi.hamazo.tv/d2009-08.html

その意味では民主政権のやりたかったことについてはかなり理解しているつもりです。

政権の評価は
①何をしたいのか
②そのための努力をしているか
③実際に成果はあがったのか
だと思います。

③はponさんのコメントの「(2)成果を上げる」と同じです。

「鳩山政権の成果」についてはコメントでは書ききれないので、次回の記事で書きたいと思います。

①は上記の過去記事でお伝えできていると思います。国民は前の自民政権ではとりあげてくれなかった①の民主政権のやりたいことを評価して、衆院選での結果、政権交代になったと思います。

②の努力は、8か月間、かなり一生けん命している・・と思いますがponさんはどう評価されているのでしょうか。
Posted by 秋山雅 at 2010年06月13日 12:34
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