<第160回> ☆★☆ 一票の重み ☆★☆
カテゴリー2 静岡今・これから
いよいよ静岡県知事選挙投票日ですね。考えてみると私自身は今まで知事選はいつも日和見でした。水野さんの時は、私も空港反対派だったので、投票に行った記憶がありますが、その次の時は石川さんの反対候補の名前さえしらない状況でした。
やっぱり市長に較べると県知事は遠い存在ですしね。
今回はちょっと訳が違いました。「静岡で日本の理想を創ろう」なんていうとんでもないキャッチフレーズの候補なんで初めてです。「アクアラインを800円にする」とか、何の検討もせずに(ごめんなさいこの部分は未確認の憶測です)「千葉にリニアモーターカーを走らせる」なんていう利益誘導、選挙民をだますような公約が多い中。『理想』を論じて選挙に勝てると思う候補なんて、他の46都道府県にはいないですよ。
県民にとって利益誘導で便利そうな知事より、たまにはこんな誇れる知事がいてもいいかな・・と思っています。
そんなことで、今日は一票の重みを考えました。
私は選挙権をもらってからしばらくの間は大体「共産党」候補に入れていました。イデオロギーとか共産主義体制には賛同できなかったのですが、しがらみがないためか、批判精神が旺盛で、何となく批判に筋が通っているように感じたからです。今でもそんな「理想」っぽい、処世術を知らない書生っぽいところは好きです。
学生時代が長かったので、4年くらいは貴重な一票は理想で選び、使っていました。
社会人になって、ふと気がついたのは、「4年間の票は全部死に票だった」ということでした。確かに、「本気で批判しているも多少はいるんだよ!少数意見を舐めんなよ、コノヤロー!」というメッセージにはなるのですが、それでその選挙区で投票した議員が当選するわけでもなく、議会で批判勢力増えるわけでもない・・ということに気が付きました。一票が世の中を変えるためでなく、単なる紙屑になっていた・・と気が付いてからは、大体野党の第一党に入れるようになりました。
現状に不満があり、変化を求めるなら、候補者の優劣や好き嫌いではなく、確実に一票の意見が、議席なり首長の選択につながるように・・というのが、たった一票しかもっていない自分の基本方針になっています。よほど気に入らない候補の時は、ゴメンナサイ、棄権してます。
今回も死に票にならないことを祈りながら、先日、期日前投票を済ませてきました。今日の8時に、投票箱のフタが閉まるまで、ドキドキしながら一日を過ごそうと思っています。
あとは携帯仲間の友達に「選挙行った?」のメールでも打って、投票率60%超に貢献しようかな・・なんていう「選挙管理委員」っぽい、殊勝な気持ちも少しあります。
ではでは。
おめでとうございます。
やりましたね!
C-1
秋山様、おめでとうございます。
と言っても、川勝氏の当選のおめでとうではありません。
投票率が、61.05%で、見事60%を超えたことにです。
得票率ですと、まだ開票が97%位で最終ではありませんが、川勝氏が39.6%、坂本氏が38.6%とわずかな差でしかありません。
この分析は他の方に譲りますが、私が一つ考えてるのは、マスコミの「悪い報道」にマヤカされている県民が多いということでしょうか。
ある一面の判断ですので、これがすべてとは言っておりません。
これからは有能な参謀の秋山さんに、ぜひ川勝知事の良きブレーンになって頂き、静岡県の将来を間違いのない方向にお導き願います。
この「新しい市政をつくる会」の県版で、「あたらしい県政をつくる会」をぜひ創設してください。
小杉直弘 浜北区内野台3-4-1
追伸:牧野さんやその他のコメンテーター(氏名不詳の方々)の方の、今回の知事に対す総括、あるいはご感想をぜひお聞かせ下さい。
C-2
再び、お邪魔します。小杉直弘です。
言わずもがなで大きなお節介ですが、秋山参謀様、是々非々で川勝知事にご進言下さい。
秋山さんも同意見でしたが、義理人情は日本の良き民衆の文化ではありますが、「民主主義」では時として邪魔をすることが多い厄介さを持っています。
知事選に勝った、負けたでは無く、一つ一つの政策は県民の総意に基づくのが当たり前です。
「勝ったから俺達の言うことを聞け」は間違いであることを秋山さんや、このブログのコメンテーターの方々はよくご存じだと思います。 小杉直弘
小杉さん、コメントありがとうございます。
選挙の間、少し書ききれなかった意見(コメントに対するコメント)をこれからも書くつもりです。
これからが政策をブラッシュアップし、行動計画に落とし、実践していく、まさに本番だと思っています。
選挙終わった後もブログもしっかり継続したいと思いますし、勝手連応援団ももっと充実していきたいので、ご協力お願いします。
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