<第5回> ☆★☆ 日本沈没 ☆★☆
今回のテーマは『日本沈没』です。
バブル崩壊後収入に見合わない支出を繰り返した結果、国と地方でおよ
そ800兆円の借金を抱えていることは良く知られています。日本の成人
を1億人とすると、一人当たり800万円の借金です。どぉ~~しますか。
一方では2005年の内閣府発表による貯蓄率は統計を取り始めた1955年以
降の過去最低の3.1%です。先進国の中では米国についで低いようです。
ピークの1975年(23.1%)に比べると7分の1。1990年始めで約15%で
1993年には世界で一番でした。日本沈没です。
かってはジャパンアズNo1と言われた生産性についても、ひどい結果
が内閣府発表の中に出ています。2005年の日本の一人当たり名目国
内総生産(GDP)が経済協力開発機構(OECD)30ヶ国中で14位に
なりました。これも1993年には世界一だったことを考えると「日出ずる
国」ではなく「沈み行く国」です。
ついでに言えば貧困率(平均所得の半分以下の人の割合)も米国に次い
で2位です。
アメリカのポチになり、グローバルスタンダードならぬアメリカンスタ
ンダードに染めてきた国策のなさが今の日本を沈没させているのではな
いかと感じています。
今回の情報は1月19日の夕刊フジでの大塚耕平議員の記事を参考にさせ
ていただきました。
次回のテーマは☆★☆ 浜松が壊れてる ☆★☆にしたいと思います。