<第174回> ☆★☆ 民主:三つの政策☆★☆
カテゴリー1 日本の未来
「権腐十年」という昔からの言葉が真理であるならば、アメリカのように4年または8年ごとに自然に政権交代が実現する社会が健全だと考えています。その意味では日本にも民主主義がやっと根付き始めたと感じられるのが、今回の衆議員選挙です。
一方、今回の選挙にあたり、政権交代が起きた後の日本シミュレーションは重要であり、民主党の「マニフェスト2009}および「INDEX2009」を斜めに読んで、経済人、経営者の感覚で変化を予想してみました。
2007年の参議院選挙の時から継続して謳われている民主党の3つの政策が、今後の日本にとって非常に大きな意義を持っていると考えられます。
第一は「高速道路の無料化」です。麻生内閣の「高速道路の休日1000円」とは全く異なる政策であることが、あまり意識的に説明も報道もされていませんが、無料化の効果は大変大きく、かつ実現はそれほど難しくありませえん。次回の記事で詳しく述べたいと思います。すぐ、書きます。
第二の注目すべき政策は「農家への戸別所得補償制度」です。これも、すぐに書いてみます。
第三の政策の「子供手当」と高校無料化と大学の奨学金など「教育にかかる費用低減」については、これを社会福祉予算と捉えるのではなくて、少子化傾向にブレーキをかけ、産業人口を確保し、教育による国力向上という視点、つまり最終的には経済に大きな影響を与える政策とみるべきものだと思います。これも詳しく今日中に書いてみます。
投票日当日では遅すぎるかもしれませんが、今より早い時はないので、今から書き始めます。異論、反論、ご意見、お願いいたします。