<第180回> ☆★☆ 総合計画 ☆★☆
カテゴリー3 新しい浜松
久し振りに海外にいて、少し時間ができたので、副市長の山崎さんのブログに遊びに行きました。
第2次浜松市総合計画について、このブログでもおなじみの小杉さんからのコメントがあり、
http://shizu01.hamazo.tv/e2080048.html#comments
興味があったので、少し調べてみました。浜松の将来にとって一番大事な計画の策定と評価が、飛んでもないやり方で進んでいます。黙ってられなくて、すぐに下記のコメントを書きました。皆さんはどう思われますか。
<コメント引用します>
元行革審の秋山です。
浜松市総合計画策定委員会については期待をしていたのですが、小杉さんの意見と同じく
> 「絵にかいた餅」に「有識者」のお墨付きを頂いたと実績を作るだけの作業・・
という匂いを感じました。委員の皆さんは見識もあり、一生懸命取り組まれると思いますが、基本的に欠陥のある運営だと思います。
詳しいことは、黙ってられないので時間を見て自分のブログで書きます。
基本的に2時間の会議を二年間で6回やっても12時間です。市の将来をそんな時間で議論していいんですか!!!
さらにひどいのは「第2次浜松市総合計画の策定方針」という文書です。「浜松市企画しない部企画しできない課」がまとめた委員会の運営についての計画ですが、100点満点で20点くらいの出来です。
どこが悪いかは80回くらいかけて私のブログで解説したいと思いますが、こんな企画書を市長や副市長が認めているとしたら、よほどお祭り行事に時間を割かれて、この浜松市にとって大事な文書を読まれていないのではと思ってしまいました。
1次2次行革のうるさ型がいなくなるのをまって、市役所が動き出したのではと勘繰りたくなります。
ハッキリ言って激怒しています。
秋山 様
副市長の山崎です。
辛口コメントありがとうございます。
浜松市への熱い思いを感じるコメントです。
総合計画の見直しは、第2次行革審の提言を受けて、「ひとつの浜松」、「一市一制度」という観点から市の将来ビジョンを描きなおし、基本構想、都市経営戦略、戦略計画を整合させることとしたものだと思っています。
都市経営戦略は、平成19年から22年の4年間の計画であり、鈴木市長のマニフェストと一致しない点があったのですが、毎年度の戦略計画で折り合いをつけてきたものです。
行政における継続と変更の折り合いは、地域協議会の問題なども含め、難しい点があります。
「できの悪い策定方針」ではありますが、私もよく読んでおり、直しの指示もしました。毎回、委員会にも出席しています。
多様な市民ニーズを把握し、市民の意見を広く取り入れることを課題と考えています。 市民の皆様の関心が高まり、いろいろなご意見が伺えることが一番大切です。
いろんな人が見ている「新しい市政をつくる会ブログ」で取り上げていただき、ご意見をいただけるのはありがたいと思います。注目しています。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
実は最初はインパクトが大事と思い、かなり過激な表現で始めました。
失礼いたしました。
「一つの浜松」というキーワードで康友市長が立候補した時、私も「政治生命をかけて」本気で応援しました。
というのは、前市長の時代に作られた総合計画の中にある、「基本構想」の原点が間違っていると思うからです。
第一次行革審の第一回審議会で、「今回の合併は原点が違っている」と発言し、物議を醸しました。
中央集権の60年が終わり、地域主権の時代に入る為、日本全体では「地域ごとのクラスター」という考えが広まりました。これは正解です。ある単位で地域をまとめることにより、地域の産業政策が非常に明確になり、効率的に行われます。
つまりクラスターといいう塊をつくり、そこに力を蓄えるわけです。
折角浜松というクラスターで、都市競争力を高めるための合併と政令指定都市化を浜松の経済同友会が提言し、さあ、合併、さあ政令指定都市という時に、「浜松の中にクラスター」を作るなんて、真逆ですよね。
前の市長は最後までその間違いに気がつかなかったようです。
「一つの浜松」なのに、まだ「基本構想」の文書(都市の基本理念)の中に「クラスター型のまちづくり」という言葉が残っているんです。
ここを変えなきゃ意味がないと思っています。そこが原点です。対立軸です。
山崎副市長が浜松に来られる前の「昔話」になってしまうのですが、一度詳しく本音をお伝えする機会が得られれば・・と思っています。
オンラインとオフライン両方で意見交換できれば・・と思っています。
お忙しい中のコメントありがとうございました。
秋山です。
自分の文章を読んで、少しだけ言い足りなかったことをコメントしました。
いくら22人の委員がいても、12時間では「基本構想」の再検討もできない・・といいうのが最大の危機感です。
かつ見直しだけに4年かけようとしているんですよね。
「前向き3年、検討10年」という役所への揶揄がありますが、見直しに、委員会が2期4年かけても24時間では何も決まらないと思います。
人数を絞り、半年で100時間くらいかけて基本構想を最初から文章にするような策定計画になれば、安心して浜松を見ていられると思います。
ではでは。
秋山様
浜北区内野台の小杉直弘です。
私の第2次浜松市総合計画策定委員会の傍聴感想をお読み下さり感謝します。
秋山さんも感じられたとおり、審議にかける時間が絶対的に不足してます。
また、山崎副市長も認めてますが、「3人しか傍聴人がいない」のは、さびしい限りです。
秋山さんのご意見にも大方賛成です。できれば、このブログを策定委員会の委員の皆様が見てられると良いのですが。
もし、委員の方で秋山さんの意見を読まれた方は、ぜひコメントをお願いします。
策定委員の一人、鈴木直之です。第1次策定委員会にも参加していました。秋山さんのご意見の通りだと思っています。せっかくの会議なのに時間が少なすぎ、結果として企画課の敷いたレールの上で全て事が運んでいるのを感じます。秋山さんの行革審の時の時間のかけ方を考えると「無謀」であるとさえ思います。委員長が市長なので行政サイドの進め方になるのは当然ですよね。(第1次の時からそうでしたが)
私は環境ワークショップから出ていますが、この分野は市長の強力なリーダーシップが必要だと感じています。鳩山総理のように温室効果ガス「25%削減」と市長が叫んだらいいのに。そうすれば自ずと方向性も課題もはっきり市民にわかるはずです。
また東海地震についてもほとんど考え方が示されていません。地震が起こったらこの総合計画は全てご破算でしょうね。
私のような者でさえ「絵に描いた餅」の危うさを感じる総合計画って何なんでしょうか。
今出来ることは限られていますが、出席の委員同士で詰めて考えてみたいと思います。ご意見、考え方、ヒントお寄せ下さい。
C-06、小杉直弘さんへ
小杉さんは秋山さんのブログへのコメントで、11月07日、「できれば、このブログを策定委員会の委員の皆様が見てられると良いのですが。」と書いています(その後に策定委員の1人がコメントを寄せています)。
小杉さんは、策定委員が読めば何か好い変化が起きると思っているのですか。
また、そもそも山崎副市長のブログにコメントを書きましたが、そしてこれがこの議論すべての発端になったようですが、何を期待してコメントを書いたのですか。私が小杉さんの立場だとしたら、そういう事はしないでしょう。副市長には当事者能力がないから、話してもムダだと思います。共産党のことを話すなら、志位委員長以外の人と話すのは無意味なのと同じです。
小杉さんはなぜ鈴木市長に意見を送らないのですか。市長に意見を送ってみると、何の成果も得られませんが、いろいろと「面白い事」が分かると思います。
小杉さんの活動には前々から尊敬の念を持っていますが、どうしても理解できない点がこの「市長に意見しない」という点です。又、ご自分のブログを作っておらず、自分の活動をまとめておらず、従って活動が積み重ねられて大きな力になって行っていないという点です。
私のように「まとめる力」だけでやっている人間から見ると、不思議で残念です。
牧野先生、コメントありがとうございます。
いつも私以上の辛口で、グサッとくるご指摘だと思います。
牧野先生のご意見の中で「市長へのメールを」には大賛成です。鈴木直之さんは会議で会う機会があるので、是非、会議の進め方について、小杉さんは総合計画全体についての意見を送ってみたらいかがでしょうか。
市長が返事をくれるかどうかがまず第一に大事で、次はその内容だと思います。
牧野先生からの川勝知事へのメールにしっかりお返事が来て、その中身も見て、「静岡県民は良い県知事、期待できる県知事を持った」と思いました。
鈴木康友市長は一体どんな反応をしてくれるのか、楽しみです。
是非、どんなメールを送ったか、結果がどうなったかをこのブログで紹介させて下さい。
ではでは。
鈴木直之さん、コメントありがとうございます。
環境についての「基本構想」はもう一度ゼロベースで、「環境ワークショップ」で作られたらいかがでしょうか。ノンプロの市役所(企画?課)の方だけで原案をつくるより、市民目線、環境専門家や経営者をいれれば、きっと良いものができると思います。
委員会の実施回数の少なさについては、委員から意見として挙げてはいかがでしょうか。まず委員の皆様にもこのブログに参画していただき、意見がまとまったらそれを委員の連名で鈴木康友委員長に提案すれば良いと思います。ぜひ皆さんに周知いただけるよう、お願いします。
ちなみに、私は医療公社の理事に昨年からなりましたが、「理事会は経営会議。3か月に一回の経営会議はありえない。少なくとも月一回は開催しましょう。」と提案し、頻度は増えました。最初の一歩でした。
ではでは。
小杉さん、コメントありがとうございます。
牧野さんのご指摘のように、市長への意見メールは有効な手立てだと思います。オバマさんも鳩山さんも、自分が思ったことは、言葉に発し、実行の努力をしてくれます。康友さんを動かすのが、市を動かす最も効率的な手法だと思います。
また、山崎副市長は3人の副市長の中で、一番情報発信と収集をされる方なので、副市長ブログへのコメントもセカンドエフォートとしては大きいと思います。
もちろん、牧野先生ご指摘の通り、いつでも発表でき、全体をデザインできる自分のブログは有効です。ただ、手間もかかり、意見の集約ができにくいため、このブログでのコメント(自由ですし、すぐ載ります)も利用していただければと思います。
特定カテゴリのタイトル、写真つき記事として載せたい場合には、オーナーへのメールでお送りください。載せれば、読者も多く、意見も飛び交います。そんな場所として利用していただければと思います。
ではでは。
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