日本の平和

<第146回>  ☆★☆ 日本の平和 ☆★☆

★北朝鮮のテポドンミサイルの発射で日本中が動揺しましたね
結果的には日本海に第一段ロケット、太平洋に第二段落下というこ
とで国内には落下物などによる被害はなかったものの、日本の安全
ということを考えると、大きな不安がよぎりました。そんなことも
あって、久し振りにブログ再開です。

★パトリオット移送中の事故や4日の誤報をみていると・・
とても今の二代目、三代目のお坊ちゃん集団からなる政府に日本を
任せておく訳にはいかない・・とつくづく思いました。

★政治や外交の専門家ではありませんが・・
デジタル経営コンサルタントと科学技術に比較的強い経営者の立場
からみて、今の日本政府には二つの大きな間違いが存在していると
思っています。外交と防衛で、二つの大きな間違いが・・。

★外交上の間違い・・
としては、2002年9月17日に小泉首相が電撃訪問をし、せっかく「
日朝平壌宣言」により、国交正常化への取り組みが始まったのに、
お坊ちゃんの安倍氏が国家間の約束を破ったことにより、継続をで
きなかったことです。

小泉の訪朝には将来プランがあったわけではなく、年金問題で落ち
た支持率を上げることと、長年自民党の非主流で溜まったコンプレ
ックスの解消に大きな花火を揚げたかったという目先のパフォーマ
ンスでしたが、瓢箪から駒でせっかく上手くいったのだから、継続
をするべきでした。

人道的理由で、拉致被害者を北朝鮮に送り返さなかったのは起きて
しまった事実ですから、覆すことはできませんが、その後、その点
(約束の不履行)だけは、日本に非があるので、十分な謝罪と補償
をした上で、国交樹立まで進むべきでした。

北朝鮮は91年に韓国と同時に国連に加盟しています。国連加盟の国
家は191ヵ国あり、日本と国交を樹立している国は192ヶ国あります。

せっかく7年も前に拉致を認めたのに、その国との距離を置いてき
た日本の外交に大きな間違いを感じています。

少し長くなったので、防衛については次回にしますね。浜松のこと、
静岡のことも気にはなるのですが、まずは日本が心配です。

ではでは。


この記事へのコメント
はじめまして
拉致被害者を北朝鮮に送り返す。
被害者の方は日本人ではありませんか?

送り返して、今度はいつ日本に戻ってこられるのか・・・
被害者の方は政治の駒ではないと思います。
Posted by あお at 2009年05月22日 15:32
秋山です。

覆水盆に返らずですので、今から送り返すのは、人道的にも外交の方法としてもやるべきではないと思います。

ただし、せっかく金成日氏が拉致を認め、5人の被害者の帰国が実現したわけですから、北朝鮮との交渉を通じて、相手のプライドを満たすような条件をつけて、送り戻す日程を延ばし、相手との折り合いのつく条件を見つけるという相手の立場に配慮した手順が必要だったと思います。

北援助をすることが、最終的に北の軍備増強に使われるか、人道支援になるかは、東アジアの状況や、日本への信頼の強さ次第だと思います。

約束不履行で、だまし打ちのような方法が、その後のすべての北の対応の原点になってしまったという認識を、日本政府が認めない限り、前進はないと思っています。
Posted by 秋山雅弘 at 2009年05月27日 13:49
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
日本の平和
    コメント(2)