ぐちゃぐちゃ

<第115回>  ☆★☆ ぐちゃぐちゃ ☆★☆
★ISTS(国際宇宙シンポジウム)で忙しくて新聞を読んでいなかった・・
と、いうことで、まとめ読みをしていたら面白い記事を見つけてしまいました。6月6日の日経新聞です。大見出しは「百貨店と連絡通路」です。

★「フォルテと遠鉄百貨店の間のギャラリーモールにはベンチなどを整備し・・
フォルテ内にあったガーデンの機能を街中に残す。」という内容でした。確かに市から、遠鉄には、「提案にあたり、ガーデン機能を残して欲しい」という要望が出ていた・・と聞いている。でも「そのベンチは市のもの、遠鉄のもの」というお金と所有の疑問が残るし、そもそも市の保有する道路を、使うことで、市からの要望を満足することになるんでしょうか。その土地は、市民(市)の所有している、市民が歩く場所ですよね。

★もしベンチに躓いて怪我をしたら、誰が責任を取るのですか・・

★そもそも「行革審のフォルテ売却論」の発端は・・
市と民間企業(この場合には、市が45%の株を保有している浜松都市開発株式会社、以下『会社』と略します)の関係が「くちゃくちゃ」なので、民と官を分離した方が良いのではないか・・ということでした。当時の市長と助役にはしっかりお伝えしてあったはずです。

★市(テナント)と『会社』(大家)の関係が近すぎるので綺麗な関係にしてね・・
というのが意図でした。当時は市長が会社の社長を兼務という不自然な関係でした。そんな状況は何を招くかというと・・

①大家さんは赤字になりそうなら、テナントに家賃の賃上げを依頼する
②テナントは了解する

つまり右手と左手が相談して、左手から右手にお金が流れるわけです。
右手は社長という立場の市長で、赤字の経営責任を問われないように、左手に頼みます。左手は、市長で、市民の血税を、「銀座並みの家」として支払っていたのが、行革審で追求した内容でした。

★右手と左手の関係でなく、完全に分離していれば・・
大家さんは、もっと色々な面で経営努力をします。テナント(市)は、効率的な市政経営をするためには、無駄をなくし、行政にかかる経費を少なくする、つまり、なるべく安い家賃にしてもらう交渉をるのが民間では当たり前です。一人二役ではそんな当たり前のことすらできないから、市長は『会社』社長を兼務するべきではない・・と主張しました。

★結果として・・
③市が、関係施設をフォルテ以外のところに移転する
④市は『会社』の株を手放す
⑤市は『会社』と区分保有している土地を売却する

ということなりました。ただ、残念なことにそのプロセスが、市民にはあまり見えないところで進行しました。結果として、以前より、綺麗な関係になったところもあります。

★反対にちゃぐちゃになったところもあります。
⑥前述のように、公共の道路をガーデンとして使うのか
⑦遠鉄の新ビルの中に、ホールができますが、それは市の施設なのか
⑧交番も新ビルの中にできますが、その賃料はどうなるのか

分からないことが多すぎますね。ここは一つ市会議員の方々に頑張ってもらって、「透明性と公平性」の確認をしてもらいたいと思っています。


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