ロータリー

<第87回>  ☆★☆ ロータリー ☆★☆
★またしばらく更新をサボってしまいました。ゴメンナサイ。
実は海外出張の準備や浜松での新しいグループの創設など、超多忙な状況でした。今、海外で、多少余裕ができたのと、やはり自分の位置を変えると色々な事を知り、新しい『気付き』が多く、結果として『ブログ書きたい意欲』が、仕事疲れに打ち勝ちました。

★先日、シカゴ郊外のエバンストンという街の・・
テクノロジー・イノベーション・センター(TIC)という組織を訪問しました。JETROとも協同しながら、ベンチャーの支援などをしている地方政府系機関なのですが、そこには、弁護士の方が毎週木曜日に相談を受けに来てくれる・・という話でした。彼らが「弁護士って本来、社会正義の為や、新しく仕事を始めようとしている人にはボランタリーで力を貸してくれるんだよね」と言ったので、私も「それってロータリーのメンタリティですよね」と受けました。そしたらなんと、彼ら曰く・・

★「このエバンストンがロータリーの発祥の地らしいよ。」
さらに「このビルのすぐ近くに国際ロータリー本部があるので、そこでお昼を食べよう」という話に盛り上がりました。「ヒデキ感激!(古いデスネ)」でした。というのは、私自身も、6年前に「パワー浜松」というロータリークラブの創設に関係し、初代会長をさせてもらった経験があるからでした。

ロータリー

★浜松近郊のロータリー活動としては・・
大御所の「浜松RC」を筆頭に、「浜松」という言葉がついた歴史と格式あるロータリーが全部で8つあります。また、浜名湖の浄化に熱心な「浜名湖RC」や、少人数ながら和気藹々の「浜北伎倍」など掛川以西の静岡西部には全部で16のロータリークラブがあり、800人くらいのロータリアンが、それぞれの職業奉仕と社会貢献をしています。

★我らが「パワー浜松RC」は・・
創立の時からかなりユニークな人の集め方と活動をしてきました。

まず、社会貢献には教育が一番大事・・という思いがあり、当時静岡理工科大学の学長だった塩田進さん、現浜松大学長の木宮一邦さん、教育ソフト開発をしているCAIメディア共同開発の福地三則さん、浜松ビジネススクールの鈴木かおるさんが集まってくれました。

「職業そのものが奉仕」である政治関係の方にも声を掛けました。結果としてはチャーターメンバーとして、元浜北市長の森島宏光さん、現衆院議員の塩谷立さん、現浜松市長の鈴木康友さん、現県会議員(当時市議)の大岡敏孝さんも参加していただき、総勢73名の大所帯でスタートすることができました。

★新しい浜松を創る・・
という意識の原点も、そのころのロータリーの想いから始まっているかもしれません。エバンストン訪問を機に、ロータリークラブ創設の頃を思い出しました。

「いい街創ろう」という意思・意欲のある方に、もっとロータリーを知ってもらいたい、良ければ参加していただきたい・・と思い、少し長々と書いてしまいました。興味のある方は、是非是非、メールをお送り下さい。

ではでは。


この記事へのコメント
秋山さん、一週間の米国シリコンバレー視察から戻りました。

ロータリークラブ(RC)の話題ですので、私の経験をお伝えします。

◆インターアクト(RCの高校生育成支援事業)
浜松に来る前、私は静岡RC在席中(7年間)に、インターアクト委員長を2年、その上の理事・青少年委員長を1年させていただきました。

静岡県と山梨県のRCでは合同で地元高校のインターアクトクラブ生徒を引率する事業がありましたが、静岡RCは単独で静岡高校の先生&生徒数名を米国シリコンバレーに引率、ホームステイさせる事業を何度か行っています。受入れ先はパロアルト市(人口6万人)のガン高校です。

スタンフォード大学のあるパロアルト市は、1994年に世界で初めてインターネットを導入したIT先進都市ですが、大学教授や研究者が多く住む落ち着いた街です。

確か、3回パロアルトRC例会に出席しましたが、ビジター料金(昼食代)が15ドル、メンバー150名くらいで、女性が1/3程度だったと記憶しています。

◆インターアクト発祥の地
RC発祥の地はシカゴですが、インターアクト発祥地はシャーロット市(ノースキャロライナ州)です。

2年前、前職の仕事でシャーロットに出張した際、現地で紹介されたシニアな方が何とインターアクトを始めた人でした。当時ノースキャロライナ工科大学の学生で地元RCからの勧めでインターアクトクラブを創ったそうです。

◆今回シリコンバレーから帰国して浜松を見ると・・
シリコンバレー中心都市であるサンノゼ市(人口95万人)と浜松市は、製造業中心の都市、市役所職員数6,000名という面で共通点がありますが、実際には都市の勢いに雲泥の差があります。市内に国際空港を持ち、世界的IT企業が幾つも育っています。(ここ10年で人口が10万人増)

区は10あります。小選挙区制ですので、市議は各区1名です。本会議は10名の市議と市長だけ。本会議も委員会もTV放映。

また、市職員全員の給与が個人名・役職名と共に地元新聞HPに公開されています。

米国と日本は制度が異なりますので、そのまま比較できませんが、実際に現地に行くとビックリするような情報がありますね。

秋山さんが感じた日米欧の違いを教えてください。
Posted by 小林丈記 at 2008年04月29日 17:41
★小林さん、コメント有難うございます。お帰りなさい。
もとロータリアンなんですね。私達のパワー浜松というクラブは、「職業奉仕」を考えて、政治や行政、教育関係の方(つまり職業そのものが奉仕に繋がる方)を創立のときからしっかりお誘いしていました。

★行政の方の中に、小林さんくらい広い視野と見識があるのは大歓迎です・・
パロアルト、シャーロット、そしてサンノゼと浜松にとって参考になる街は沢山ありますね。特に市議の数と給与の公開には私もびっくりしました。

★私の少ない海外経験の中で強く感じるのは・・
①アクセスつまり道路と鉄軌道インフラの差
②街の個性の差
です。またブログで一度テーマにしてみたいと思います。

ではでは。
Posted by 秋山雅弘 at 2008年05月01日 03:53
若造ロータリアンでございます。
大変勉強になりました。また覗かせてください♪
Posted by 札幌東RCのロータリアン at 2008年05月09日 09:44
★遠く札幌東からのご参加ありがとうございます。

実は私達のクラブはパワー浜松RCといい、6年前に生まれた新しいクラブです。
http://www.power-hamamatsurc.jp/
毎週火曜日の早朝例会で、新しい発想で運営しています。

札幌にも早朝のクラブがあるとお聞きしています。是非機会をみて、メイクアップで参加させていただきたいとも思っています。

ではでは。
Posted by 秋山雅弘 at 2008年05月09日 19:23
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