消費税子供交渉
2012年03月18日 / 1 日本の未来
第315回 消費税子供交渉
カテゴリー1 日本の未来
民主党で消費税の論争が行われているが、冷静にみるとおバカぶり、子供らしさが透けて見える。
「どれ位子供の交渉なのか」を例え話でしてみよう。
5000円の小遣いを1000円上げて欲しいズル男君は考えた。「お父さんには、本当は1000円上げて欲しいだけだけど、交渉術としてアレに500円、コレに500円かかるから、2000円上げてヨと言ってみよう」
民主党のズル太君はこう考えた。「反対派には、本当は消費税を10%に上げて欲しいだけだけど、交渉術として景気条項には数字を入れない、平成26年にはもっと上げる必要があると言っておこう。」
ズル男君のアレはズル太君の「景気条項」、コレは「追加条項」です。
ズル男君のやさしいお父さんは「見え透いた交渉だな」と思いながら、「アレとコレは諦めなさい」、でも「お小遣いは1000円上げてあげよう。」と言ってくれるかもしれない。
国民はそうは行かない。元々今消費税を上げたら景気後退は必須。とても許せることではない。
ズル太君が「アレとコレは諦めるから消費税を上げて」なんて見え透いた決着を狙っても、元々、消費増税は絶対に許せないことですよ。
カテゴリー1 日本の未来
民主党で消費税の論争が行われているが、冷静にみるとおバカぶり、子供らしさが透けて見える。
「どれ位子供の交渉なのか」を例え話でしてみよう。
5000円の小遣いを1000円上げて欲しいズル男君は考えた。「お父さんには、本当は1000円上げて欲しいだけだけど、交渉術としてアレに500円、コレに500円かかるから、2000円上げてヨと言ってみよう」
民主党のズル太君はこう考えた。「反対派には、本当は消費税を10%に上げて欲しいだけだけど、交渉術として景気条項には数字を入れない、平成26年にはもっと上げる必要があると言っておこう。」
ズル男君のアレはズル太君の「景気条項」、コレは「追加条項」です。
ズル男君のやさしいお父さんは「見え透いた交渉だな」と思いながら、「アレとコレは諦めなさい」、でも「お小遣いは1000円上げてあげよう。」と言ってくれるかもしれない。
国民はそうは行かない。元々今消費税を上げたら景気後退は必須。とても許せることではない。
ズル太君が「アレとコレは諦めるから消費税を上げて」なんて見え透いた決着を狙っても、元々、消費増税は絶対に許せないことですよ。
100兆円増刷
2012年03月17日 / 1 日本の未来
第314回 100兆円増刷
カテゴリー1 日本の未来
何故こんなに景気の冷え切った今時、消費税増税なんだろう。「民主党の頭でっかち」、つまり今の執行部の人達はみんな財務省のマインドコントロールにかかっているのでは?
今日本を救う方法は100兆円、お金を刷って、半分を復旧復興予算にして、半分を経済対策、特に技術開発にあてることしかない。
ずっとそう思っていたのですが、やっと識者で同じ意見の人に出会いました。上念司という人です。
2月25日の日刊ゲンダイに上念司しのインタビューが掲載されていた。上念氏は「日本は破産しない」などの著書のある、経済評論家だがなかなかいいことを言っています。
本の内容、評価は下記のブログにあります。
http://budojapan.seesaa.net/article/
181030506.html
★上念氏の主張で一番気に入っているのは
「100兆円くらい国債を発行せよ」というところで全く同感です。そうすれば円高になるし、阪神大震災の時には村山政権が実施しました。それにより、復興したことは皆知っているのに、民主党の人たちは知らないのか、財務省から猿ぐつわをされているのか・・。
★今のままでは「無限増税ループで日本は潰れる」
とも言っています。最大の悪は日銀。「日銀がデフレを放置しているからです。デフレが続く限り、給料は下がる。下がりきったら今度は首切り、失業です。こんな状況で増税なんかしたら、それこそ経済難民があふれてしまいます。」
野田君、ちゃんと人の意見を聞きなさい。
カテゴリー1 日本の未来
何故こんなに景気の冷え切った今時、消費税増税なんだろう。「民主党の頭でっかち」、つまり今の執行部の人達はみんな財務省のマインドコントロールにかかっているのでは?
今日本を救う方法は100兆円、お金を刷って、半分を復旧復興予算にして、半分を経済対策、特に技術開発にあてることしかない。
ずっとそう思っていたのですが、やっと識者で同じ意見の人に出会いました。上念司という人です。
2月25日の日刊ゲンダイに上念司しのインタビューが掲載されていた。上念氏は「日本は破産しない」などの著書のある、経済評論家だがなかなかいいことを言っています。
本の内容、評価は下記のブログにあります。
http://budojapan.seesaa.net/article/
181030506.html
★上念氏の主張で一番気に入っているのは
「100兆円くらい国債を発行せよ」というところで全く同感です。そうすれば円高になるし、阪神大震災の時には村山政権が実施しました。それにより、復興したことは皆知っているのに、民主党の人たちは知らないのか、財務省から猿ぐつわをされているのか・・。
★今のままでは「無限増税ループで日本は潰れる」
とも言っています。最大の悪は日銀。「日銀がデフレを放置しているからです。デフレが続く限り、給料は下がる。下がりきったら今度は首切り、失業です。こんな状況で増税なんかしたら、それこそ経済難民があふれてしまいます。」
野田君、ちゃんと人の意見を聞きなさい。
勝てば官軍
2011年12月04日 / 1 日本の未来
第313回 勝てば官軍
カテゴリー1 日本の未来
日曜の朝は政治番組がずらりと並ぶ。出演者の民主自民公明の議員さんは今ひとつ元気がない。舛添要一氏だけはチャンス到来と言う雰囲気。
一方番組を作る人達は、橋下徹氏が知事の時の画像を編集して、如何にもいい知事でしたと言う絵柄を作ってくれた。マスコミはしたたかですね。アレを見てたら私も橋下ファンになっていたかもしれません。
今回始めてテレビで見た、大阪維新の会の顧問の慶應義塾大学の上山信一教授もまともな方。維新の会の4つのゴールは
1.投資の一元化
2.二重行政の解消
3.教育改革
4.規制緩和
だということも初めてテレビで見たように思う。
個人的には1と4は大賛成。2については、単なる権益の取り合いだし、3はやはり政治があまり関与すべきでないとおもうが・・。
選挙前に伝えるベキ事を伝えないマスコミって、一部の人にマスゴミと言われるのもムベナルカナ。
カテゴリー1 日本の未来
日曜の朝は政治番組がずらりと並ぶ。出演者の民主自民公明の議員さんは今ひとつ元気がない。舛添要一氏だけはチャンス到来と言う雰囲気。
一方番組を作る人達は、橋下徹氏が知事の時の画像を編集して、如何にもいい知事でしたと言う絵柄を作ってくれた。マスコミはしたたかですね。アレを見てたら私も橋下ファンになっていたかもしれません。
今回始めてテレビで見た、大阪維新の会の顧問の慶應義塾大学の上山信一教授もまともな方。維新の会の4つのゴールは
1.投資の一元化
2.二重行政の解消
3.教育改革
4.規制緩和
だということも初めてテレビで見たように思う。
個人的には1と4は大賛成。2については、単なる権益の取り合いだし、3はやはり政治があまり関与すべきでないとおもうが・・。
選挙前に伝えるベキ事を伝えないマスコミって、一部の人にマスゴミと言われるのもムベナルカナ。
上を見るバカり
2011年11月28日 / 1 日本の未来
第312回 上を見るバカり
カテゴリー1 日本の未来
昨日の大阪府知事選、市長選は残念な結果になってしまいました。大阪の知性による選択だったので遠くで何をいっても仕方ないですね。
橋本氏の当選の弁では、大きく二つのことが言われました。
①次は年内に近畿一円で国会議員候補を探す。
②市の職員の給与などを見直す。特に平松氏を応援いした人には報復人事を行うから、早めに自分から辞めて欲しい。
①については、流石に向上心の強さで、大学に進み、弁護士になり、テレビに出て、府知事になった人が、一つ下の市長では収まりたくないという気持ちが表れていますね。
第一声が「大阪市の経済を発展させたい」でも「市民の幸福度を高めたい」でもなく、国政の話し、つまり「上バカりみている」のでは、橋下徹氏に投票した75万人の有権者も、52万人の平松邦夫氏の支援者も浮かばれないですね。
②については似非改革者の小泉純一郎氏、そっくり。抵抗勢力を作り、それを叩く以外なにも前向きなことをしないでも、「ワンフレーズ」で人気だけは獲得できる。こんな単純な図式に気がつかない大阪人気質は可愛くていいですけど、日本全体に伝染病が蔓延しないようにしたいですね。
カテゴリー1 日本の未来
昨日の大阪府知事選、市長選は残念な結果になってしまいました。大阪の知性による選択だったので遠くで何をいっても仕方ないですね。
橋本氏の当選の弁では、大きく二つのことが言われました。
①次は年内に近畿一円で国会議員候補を探す。
②市の職員の給与などを見直す。特に平松氏を応援いした人には報復人事を行うから、早めに自分から辞めて欲しい。
①については、流石に向上心の強さで、大学に進み、弁護士になり、テレビに出て、府知事になった人が、一つ下の市長では収まりたくないという気持ちが表れていますね。
第一声が「大阪市の経済を発展させたい」でも「市民の幸福度を高めたい」でもなく、国政の話し、つまり「上バカりみている」のでは、橋下徹氏に投票した75万人の有権者も、52万人の平松邦夫氏の支援者も浮かばれないですね。
②については似非改革者の小泉純一郎氏、そっくり。抵抗勢力を作り、それを叩く以外なにも前向きなことをしないでも、「ワンフレーズ」で人気だけは獲得できる。こんな単純な図式に気がつかない大阪人気質は可愛くていいですけど、日本全体に伝染病が蔓延しないようにしたいですね。
インチキ公約
2011年11月27日 / 1 日本の未来
第311回 インチキ公約
カテゴリー1 日本の未来
まじめに大阪市の改革に取り組んできた平松さんの第二期に、小泉純一郎ソクリの橋下徹氏が土足でどかどかと乗り込んできた。
886万人の大阪府民の選択は時々間違うことがあった。例えば横山ノック氏だ。お笑いとしては、とても面白いキャラだったが、普通の地域ではとてもトップに担がれるような人ではなかった。
それに比べれば府知事になった時の橋下氏には愛嬌も、知性もあったので、悪くないかな・・と思った人も多いだろう。涙を流しながらの会談など、熱い思いに共感したひとも多いだろう。
ただし、結局何もしないまま、大阪府から大阪市に乗り換えをしようとしている。自家用車を乗り換えるなら、勝手にやってくれ・・だが、知事と市長という責任のある立場をとてもお任せできる政治家ではなさそうだ。
特に今回の『大阪都構想』は最低だ。橋下徹氏の主張はこうだ。
①明治に出来た制度だから古臭いので変えるべき
②大阪府と大阪市の二重行政を変えるべき
③大阪都になれば経済も発展する
これらがどれくらいインチキかは直感でも分かる
①『都』は『みやこ』なので、国の首都である東京を都にするのは意味があった。中央官庁もあり、一般の県や府、道とは違うのが当たり前。昔大宰府なるものがあったが、京都と大阪が府であることにも意味(直前の都と日本で第二の重要な地域)があり、北海道については道州制でも道であるべき意味(広さ)がある。大阪はいつまでたっても『府』が似合う地域だ。名前を変えるだけのインチキではだめ。
②どこの県でも政令市との二重行政の問題がある。もし、「それを解決できないから都にしろ」というなら、どこの県でも都にしてしまおう。「47都道府県」は覚えにくいので「47都都と都」にしようか。いかにもインチキだが。
③東京の発展は、明治時代から中央集権の国の首都だったことに起因する。大阪都にしても、首都を動かさない限り、「棚からぼた餅の発展」はありえない。大阪市民、府民を騙すインチキ公約の極みが「経済も発展する」だ。
結果はもうすぐでるが、267万の大阪市民が未来を本気で考えているかの検証終わるね。
カテゴリー1 日本の未来
まじめに大阪市の改革に取り組んできた平松さんの第二期に、小泉純一郎ソクリの橋下徹氏が土足でどかどかと乗り込んできた。
886万人の大阪府民の選択は時々間違うことがあった。例えば横山ノック氏だ。お笑いとしては、とても面白いキャラだったが、普通の地域ではとてもトップに担がれるような人ではなかった。
それに比べれば府知事になった時の橋下氏には愛嬌も、知性もあったので、悪くないかな・・と思った人も多いだろう。涙を流しながらの会談など、熱い思いに共感したひとも多いだろう。
ただし、結局何もしないまま、大阪府から大阪市に乗り換えをしようとしている。自家用車を乗り換えるなら、勝手にやってくれ・・だが、知事と市長という責任のある立場をとてもお任せできる政治家ではなさそうだ。
特に今回の『大阪都構想』は最低だ。橋下徹氏の主張はこうだ。
①明治に出来た制度だから古臭いので変えるべき
②大阪府と大阪市の二重行政を変えるべき
③大阪都になれば経済も発展する
これらがどれくらいインチキかは直感でも分かる
①『都』は『みやこ』なので、国の首都である東京を都にするのは意味があった。中央官庁もあり、一般の県や府、道とは違うのが当たり前。昔大宰府なるものがあったが、京都と大阪が府であることにも意味(直前の都と日本で第二の重要な地域)があり、北海道については道州制でも道であるべき意味(広さ)がある。大阪はいつまでたっても『府』が似合う地域だ。名前を変えるだけのインチキではだめ。
②どこの県でも政令市との二重行政の問題がある。もし、「それを解決できないから都にしろ」というなら、どこの県でも都にしてしまおう。「47都道府県」は覚えにくいので「47都都と都」にしようか。いかにもインチキだが。
③東京の発展は、明治時代から中央集権の国の首都だったことに起因する。大阪都にしても、首都を動かさない限り、「棚からぼた餅の発展」はありえない。大阪市民、府民を騙すインチキ公約の極みが「経済も発展する」だ。
結果はもうすぐでるが、267万の大阪市民が未来を本気で考えているかの検証終わるね。
インチキ試算
2011年11月16日 / 1 日本の未来
第310回 インチキ試算
カテゴリー1 日本の未来
全国に99もの空港を作った時の国土交通省の搭乗者予測(試算)は全く当たらなかった事は今では誰でも知っていると思います。
技術屋の立場で解説すると、予測(シミュレーション)には先ずいくつかの仮説を立てて、条件式を作ります。そこに条件となる数値(パラメータ)をいれていくと答えが出てきます。つまり、条件式が違えば答えも異なるし、同じ式でもパラメータを変えれば答えも変わります。
つまり、期待する答えになるように、いかようにも出来るのが、試算や予測です。こんな好い加減な行為に、シミュレーションと言う言葉が使われるのには本当に原辰徳。
所で、11月8日の日刊ゲンダイのコラム「年金崩壊A級戦犯政治家役人の悪辣と放漫」に経済ジャーナリスト荻原博子さんが「100年安心年金」のでっち上げを書いています。参考に引用します。
(引用開始)
使われた基礎データは、物価上昇率1%、賃金上昇率2.5%、運用利回り4.1%。(中略)
デフレが深刻化する現状とはかけ離れたシナリオでしかない」
(引用終了)
物価は20年続くデフレの中でどうして1%も上がるのでしょうか。
過去10年間、公務員を除いた給与上昇率はずっとマイナスです。
利回り4.1%なら是非私の少ない資産も厚生労働省のお役人に預けたいと思います。
なんでこんないい加減な試算を国会議員の方々は見逃すのでしょうか。見逃すと何か得があるのでしょうか。
TPP試算も同じくいい加減なものと思い、国民の40%は不信感で一杯です。内閣府のTPP参加によるGDP増加は2.7兆円という試算ですが、?????。ちなみに内閣府もあまり誇大なことは言えないので、2.7兆円の後ろに小さく(10年間で)と書いています。つまり、たった年間2700億円の(インチキかもしれない)効果のために、国家の関税権を放棄し、食料安全保障をないがしろにする・・これがTPPだと思います。
カテゴリー1 日本の未来
全国に99もの空港を作った時の国土交通省の搭乗者予測(試算)は全く当たらなかった事は今では誰でも知っていると思います。
技術屋の立場で解説すると、予測(シミュレーション)には先ずいくつかの仮説を立てて、条件式を作ります。そこに条件となる数値(パラメータ)をいれていくと答えが出てきます。つまり、条件式が違えば答えも異なるし、同じ式でもパラメータを変えれば答えも変わります。
つまり、期待する答えになるように、いかようにも出来るのが、試算や予測です。こんな好い加減な行為に、シミュレーションと言う言葉が使われるのには本当に原辰徳。
所で、11月8日の日刊ゲンダイのコラム「年金崩壊A級戦犯政治家役人の悪辣と放漫」に経済ジャーナリスト荻原博子さんが「100年安心年金」のでっち上げを書いています。参考に引用します。
(引用開始)
使われた基礎データは、物価上昇率1%、賃金上昇率2.5%、運用利回り4.1%。(中略)
デフレが深刻化する現状とはかけ離れたシナリオでしかない」
(引用終了)
物価は20年続くデフレの中でどうして1%も上がるのでしょうか。
過去10年間、公務員を除いた給与上昇率はずっとマイナスです。
利回り4.1%なら是非私の少ない資産も厚生労働省のお役人に預けたいと思います。
なんでこんないい加減な試算を国会議員の方々は見逃すのでしょうか。見逃すと何か得があるのでしょうか。
TPP試算も同じくいい加減なものと思い、国民の40%は不信感で一杯です。内閣府のTPP参加によるGDP増加は2.7兆円という試算ですが、?????。ちなみに内閣府もあまり誇大なことは言えないので、2.7兆円の後ろに小さく(10年間で)と書いています。つまり、たった年間2700億円の(インチキかもしれない)効果のために、国家の関税権を放棄し、食料安全保障をないがしろにする・・これがTPPだと思います。
原発補償
2011年11月10日
第309回 原発補償
カテゴリー8 原発について
3・12の原発事故からもう8カ月になろうとしています。そこで、もう一度原発について、話したいと思いました。
★除染費用は19兆円
11月1日の日刊ゲンダイによれば、野田政権は当初、除染地域を『年間被ばく量5ミリシーベルト以上』と決め、猛反発を招いた結果、1ミリ以上にしたようです。
結果として福島県では8000平方キロ、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、東京の7都県で5000平方キロになるようです。
ちなみに、飯館村の230平方キロで、3224億円かかったことから換算して、除染の総費用は18兆8000億円。
★中間貯蔵施設の建設費は?
福島県で最大2800万立方メートルの汚染度と廃棄物があるらしい。
ちなみに、六ヶ所村の貯蔵施設は20万立方メートルで1600億円なので、そお140倍として、22兆4000億円になる。
ちなみに、福島原発事故の直後、メリルリンチかゴールド万の推定では、東電の原発事故に対する補償は40兆円を超える・・とされていた。
政府の考えている、震災全体での復興費用が15兆円というのは、全く根拠のない数字ということになる。
★東電の補償すべき費用は40兆円の除染・貯蔵だけではない
当たり前だが、放射能を恐れて避難した人の、慰謝料、旅費、宿泊費、仕事をできなかった補償、農業、水産業への補償、住めなくなった家屋と土地への補償・・などを考えると100兆円はかかるのではないだろうか。
もし、それを日本の全国民が税金で補うことになったとしても、東電は知らんぷりをするのでしょうか。
普通、これほどの事故を起こし、被害への対応ができないとき、会社が存続することはありえない。
カテゴリー8 原発について
3・12の原発事故からもう8カ月になろうとしています。そこで、もう一度原発について、話したいと思いました。
★除染費用は19兆円
11月1日の日刊ゲンダイによれば、野田政権は当初、除染地域を『年間被ばく量5ミリシーベルト以上』と決め、猛反発を招いた結果、1ミリ以上にしたようです。
結果として福島県では8000平方キロ、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、東京の7都県で5000平方キロになるようです。
ちなみに、飯館村の230平方キロで、3224億円かかったことから換算して、除染の総費用は18兆8000億円。
★中間貯蔵施設の建設費は?
福島県で最大2800万立方メートルの汚染度と廃棄物があるらしい。
ちなみに、六ヶ所村の貯蔵施設は20万立方メートルで1600億円なので、そお140倍として、22兆4000億円になる。
ちなみに、福島原発事故の直後、メリルリンチかゴールド万の推定では、東電の原発事故に対する補償は40兆円を超える・・とされていた。
政府の考えている、震災全体での復興費用が15兆円というのは、全く根拠のない数字ということになる。
★東電の補償すべき費用は40兆円の除染・貯蔵だけではない
当たり前だが、放射能を恐れて避難した人の、慰謝料、旅費、宿泊費、仕事をできなかった補償、農業、水産業への補償、住めなくなった家屋と土地への補償・・などを考えると100兆円はかかるのではないだろうか。
もし、それを日本の全国民が税金で補うことになったとしても、東電は知らんぷりをするのでしょうか。
普通、これほどの事故を起こし、被害への対応ができないとき、会社が存続することはありえない。
TPPは駄目
2011年10月26日 / 1 日本の未来
第308回 TPPは駄目
カテゴリー1 日本の未来
TPP論議が喧しい。でも駄目でしょ。日本の未来を決めるような「関税権放棄条約」なのに、その視点での論議がほとんどされていない。
10月25日の日刊ゲンダイで、京都大学大学院准教授の中野剛志先生がこう述べている。
<引用開始>
野田政権は「平成の開国」などと声高に叫んでいる。しかし、「開国」を掲げ、ワケも分からず突き進んだ結果はロクなことがないのは、歴史が証明している。江戸末期の日米修好通商条約は、フタを開ければ米国に都合のいい「治外法権」や日本の「関税自主権喪失」といった不平等条約だった。
(中略)
日本を加えると(10ヶ国全体の)GDPの7割がアメリカ、2割が日本です。つまり、日本の輸出先はアメリカしかありません。しかし、アメリカの関税は既に低く、日本企業も現地生産を進めている。アメリカは輸出倍増戦略を進めている上、円高だから、日本の輸出はこれ以上増えないとみていい。結局、アメリカに日本の市場を奪われるだけなのです。
(中略)
アメリカと『NAFTA』(北米自由貿易協定)を結んだカナダやメキシコでは、米国のグローバル企業に政府が訴えられ、多額の賠償金を支払わなければならなかったり、グローバル企業に不利な安全規制や環境規制を定めることができなくなったりするケースが出ています。
<引用終了>
ちなみに中野先生は「TPP亡国論」(集英社)を上梓しています。
私の個人的結論は「TPPは駄目っしょ」。大統領選挙で不利なオバマさんを助ける・・という理由だけで、野田さんが拙速な参加表明なんてしようものなら、江戸幕府の日米修好条約と同じように、日本にとって100年の損失になってしまう。
yambaダムで、無責任発言をし、何もしないで辞めてしまった前原氏の「駄目なら撤退」なんて無責任発言に惑わされず、野田内閣は賢い決断をしてほしい。
つまり、野田さんにはお似合いの蝶ネクタイを締めて、「TPPは評価すべき枠組みではあるが、日本としては今回は参加せず、前向きに国民的な議論をしていきたい」という官僚答弁をAPECではすれば良い。ちょっと恥ずかしいけど・・。
カテゴリー1 日本の未来
TPP論議が喧しい。でも駄目でしょ。日本の未来を決めるような「関税権放棄条約」なのに、その視点での論議がほとんどされていない。
10月25日の日刊ゲンダイで、京都大学大学院准教授の中野剛志先生がこう述べている。
<引用開始>
野田政権は「平成の開国」などと声高に叫んでいる。しかし、「開国」を掲げ、ワケも分からず突き進んだ結果はロクなことがないのは、歴史が証明している。江戸末期の日米修好通商条約は、フタを開ければ米国に都合のいい「治外法権」や日本の「関税自主権喪失」といった不平等条約だった。
(中略)
日本を加えると(10ヶ国全体の)GDPの7割がアメリカ、2割が日本です。つまり、日本の輸出先はアメリカしかありません。しかし、アメリカの関税は既に低く、日本企業も現地生産を進めている。アメリカは輸出倍増戦略を進めている上、円高だから、日本の輸出はこれ以上増えないとみていい。結局、アメリカに日本の市場を奪われるだけなのです。
(中略)
アメリカと『NAFTA』(北米自由貿易協定)を結んだカナダやメキシコでは、米国のグローバル企業に政府が訴えられ、多額の賠償金を支払わなければならなかったり、グローバル企業に不利な安全規制や環境規制を定めることができなくなったりするケースが出ています。
<引用終了>
ちなみに中野先生は「TPP亡国論」(集英社)を上梓しています。
私の個人的結論は「TPPは駄目っしょ」。大統領選挙で不利なオバマさんを助ける・・という理由だけで、野田さんが拙速な参加表明なんてしようものなら、江戸幕府の日米修好条約と同じように、日本にとって100年の損失になってしまう。
yambaダムで、無責任発言をし、何もしないで辞めてしまった前原氏の「駄目なら撤退」なんて無責任発言に惑わされず、野田内閣は賢い決断をしてほしい。
つまり、野田さんにはお似合いの蝶ネクタイを締めて、「TPPは評価すべき枠組みではあるが、日本としては今回は参加せず、前向きに国民的な議論をしていきたい」という官僚答弁をAPECではすれば良い。ちょっと恥ずかしいけど・・。
キャラクター
2011年10月24日 / 3 新しい浜松
第307回 キャラクター
カテゴリー3 新しい浜松
浜松市のキャラクターがいつの間にか「うなぎイヌ」から「出世大名家康くん」になったのご存じですか。
前のキャラクターにも、その止め方にも、新しいキャラクターにも異論、反論を山ほど持っています。
ただただ、今回新キャラクターが都市対抗に出ています。
創ってしまた以上、大会に出場し、今、準決勝まで進出している状況では、応援するべきだな・・と思いました。
先ほど投票をしてきました。
投票は簡単、PCでも携帯でもスマートフォンでも下記のURLにアクセスし、選ぶだけです。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/amateur/
11kurojishi/character/etc/vote1.html
是非、清き?一票を、日本の、世界の偉人である「徳川家康公」にお願いします。
カテゴリー3 新しい浜松
浜松市のキャラクターがいつの間にか「うなぎイヌ」から「出世大名家康くん」になったのご存じですか。
前のキャラクターにも、その止め方にも、新しいキャラクターにも異論、反論を山ほど持っています。
ただただ、今回新キャラクターが都市対抗に出ています。
創ってしまた以上、大会に出場し、今、準決勝まで進出している状況では、応援するべきだな・・と思いました。
先ほど投票をしてきました。
投票は簡単、PCでも携帯でもスマートフォンでも下記のURLにアクセスし、選ぶだけです。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/amateur/
11kurojishi/character/etc/vote1.html
是非、清き?一票を、日本の、世界の偉人である「徳川家康公」にお願いします。
日本経済の余命
2011年10月18日 / 1 日本の未来
第306回 日本経済の余命
カテゴリー1 日本の未来
10月6日付の日刊ゲンダイ、「どうなる?世界恐慌と日本沈没」の3回目で、みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、「余命は5年から10年」と言っている。
根拠は家計金融資産と債務残高だ。
日銀統計によると家計の金融資産は2010年末で1489兆円。借入を覗くと1192兆円。
一方で国と地方の債務残高は800兆円。
差額392兆円を余力とみると、毎年50兆円の借金を続ければ8年でお陀仏・・ということになる。
一般家庭ではありえない話ですが、サメの脳みそ総理以降、小泉、安倍、福田、麻生、(鳩山)、菅総理という一家の長は、余程数字に弱かったのでしょうか、何の手だても打てませんでした。
鳩山さんのカッコは、鳩山さんが国の予算をゼロベースで見直し、12兆円の原資を作ろう・・とした2009年マニフェスト(ゴール)は画期的だったからです。
ただし、国家戦略局の長に指名した菅さん以下の部下たち、仙石氏、枝野氏、レンポウ氏が、折角の仕事をいい加減に終わらせたため、寿命はさらに短くなったので、責任は半分かな・・という気持ちの表れです。
ちなみに上野氏の著書、「国家破局カウントダウン」(朝日新聞出版)は今年5月に上梓されたようです。
ではでは。
カテゴリー1 日本の未来
10月6日付の日刊ゲンダイ、「どうなる?世界恐慌と日本沈没」の3回目で、みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、「余命は5年から10年」と言っている。
根拠は家計金融資産と債務残高だ。
日銀統計によると家計の金融資産は2010年末で1489兆円。借入を覗くと1192兆円。
一方で国と地方の債務残高は800兆円。
差額392兆円を余力とみると、毎年50兆円の借金を続ければ8年でお陀仏・・ということになる。
一般家庭ではありえない話ですが、サメの脳みそ総理以降、小泉、安倍、福田、麻生、(鳩山)、菅総理という一家の長は、余程数字に弱かったのでしょうか、何の手だても打てませんでした。
鳩山さんのカッコは、鳩山さんが国の予算をゼロベースで見直し、12兆円の原資を作ろう・・とした2009年マニフェスト(ゴール)は画期的だったからです。
ただし、国家戦略局の長に指名した菅さん以下の部下たち、仙石氏、枝野氏、レンポウ氏が、折角の仕事をいい加減に終わらせたため、寿命はさらに短くなったので、責任は半分かな・・という気持ちの表れです。
ちなみに上野氏の著書、「国家破局カウントダウン」(朝日新聞出版)は今年5月に上梓されたようです。
ではでは。
不幸の始まり
2011年10月17日 / 1 日本の未来
第305回 不幸の始まり
カテゴリー1 日本の未来
★災異は天地の戒めなり
・・という中国のことわざがあります。「天災地異は天地が人に対して与える戒め」という意味のようです。
確かに、日本はバブル崩壊後の失われた20年、リーマンショックの後の経済振興策の少なさを見る限り、政治と行政には失礼ながら何かの「戒め」が必要だったと思います。
ただ、実際には、何故、平和に善意の中で生きてきた東北の人に降りかかってしまったのか。不条理を感じます。
★国民にとっての不幸の始まりは
麻生政権の末期、2009年3月の大久保隆規秘書の逮捕だと思います。西松建設の違法献金でしたよね。カーキ色のカシミアっぽいコートを着た検察官らが、意気揚々と小沢事務所に入る様子はテレビの視聴者をくぎ付けにしました。
ただし、結局は西松案件は起訴にも至らず、替わりに水谷建設からの1億円収賄に話しが移りました。でも贈賄側の水谷はどうなったんでしょう。
まるで田中角栄氏が嵌められた、ロッキード事件のようですね。アメリカ側で司法交渉で無罪になった人間の証言だけで、ロッキードからの5億円献金の話しだけで、田中元首相は収監され、国政への影響を失ってしまいました。
戦後日本政治史の中の最高のリーダーを失ったことは、アメリカを喜ばせ、日本のスピードを大幅に鈍化させました。
ただし、日本の企業と国民は、それでもジャパンアズナンバーワンを目指し、実現しました。
角栄氏の失敗に学んだ中曽根氏は、上手な米国との付き合いで、日本を成長させたという意味では、やはり特筆すべき戦後の政治家の一人だと思います。
★起きてしまった不幸から立直り、立上がるには
・・強力なリーダーシップが必要です。今日のテレビ番組で、民主党の輿石幹事長は堂々と「小沢一郎氏は最高に優れた政治家だ」と言いました。日本に必要だという宣言でした。テレ朝の仕掛けた「小沢・輿石」の名前の焼酎ボトルの写真を一蹴した輿石氏には感激でした。
★小沢さんの復権から再生が始まる
と思います。まずは、民主党の大人化、東北の復興、そして2009年マニフェストへの回帰をしながら、経済成長と国民の幸福の追求ですね。早く裁判を終えて、政治家、小沢一郎が剛腕を振るう日本に期待しています。
カテゴリー1 日本の未来
★災異は天地の戒めなり
・・という中国のことわざがあります。「天災地異は天地が人に対して与える戒め」という意味のようです。
確かに、日本はバブル崩壊後の失われた20年、リーマンショックの後の経済振興策の少なさを見る限り、政治と行政には失礼ながら何かの「戒め」が必要だったと思います。
ただ、実際には、何故、平和に善意の中で生きてきた東北の人に降りかかってしまったのか。不条理を感じます。
★国民にとっての不幸の始まりは
麻生政権の末期、2009年3月の大久保隆規秘書の逮捕だと思います。西松建設の違法献金でしたよね。カーキ色のカシミアっぽいコートを着た検察官らが、意気揚々と小沢事務所に入る様子はテレビの視聴者をくぎ付けにしました。
ただし、結局は西松案件は起訴にも至らず、替わりに水谷建設からの1億円収賄に話しが移りました。でも贈賄側の水谷はどうなったんでしょう。
まるで田中角栄氏が嵌められた、ロッキード事件のようですね。アメリカ側で司法交渉で無罪になった人間の証言だけで、ロッキードからの5億円献金の話しだけで、田中元首相は収監され、国政への影響を失ってしまいました。
戦後日本政治史の中の最高のリーダーを失ったことは、アメリカを喜ばせ、日本のスピードを大幅に鈍化させました。
ただし、日本の企業と国民は、それでもジャパンアズナンバーワンを目指し、実現しました。
角栄氏の失敗に学んだ中曽根氏は、上手な米国との付き合いで、日本を成長させたという意味では、やはり特筆すべき戦後の政治家の一人だと思います。
★起きてしまった不幸から立直り、立上がるには
・・強力なリーダーシップが必要です。今日のテレビ番組で、民主党の輿石幹事長は堂々と「小沢一郎氏は最高に優れた政治家だ」と言いました。日本に必要だという宣言でした。テレ朝の仕掛けた「小沢・輿石」の名前の焼酎ボトルの写真を一蹴した輿石氏には感激でした。
★小沢さんの復権から再生が始まる
と思います。まずは、民主党の大人化、東北の復興、そして2009年マニフェストへの回帰をしながら、経済成長と国民の幸福の追求ですね。早く裁判を終えて、政治家、小沢一郎が剛腕を振るう日本に期待しています。
802
2011年08月13日 / 1 日本の未来
第304回 802
カテゴリー1 日本の未来
★債務上限の引き上げ
7月13日に浜北の木材関係の社長さんと東京で会食をした際に「8月2日危機」を始めて知りました。それまでは不勉強でしたし、日本のテレビではほとんど報道されていなかったので、8月12日にアメリカ議会で債務上限の引き上げに関する重大な議決があることをしりませんでした。
もしオバマ大統領が、この議案を通すことに失敗すれば、日本がすでに800兆円も購入している米国国債の追加発行ができなくなり、米国国債のデフォルト・・というリーマンショックの比ではない大恐慌の引き金になる・・ということでした。
結果的には共和党との妥協が成立し、デフォルトは起こらなかったものの、その後の格付けの引き下げなど、まだまだアメリカの危機は続いているようです。
★そんな中、JMM [Japan Mail Media]のメルマガで・・
大好きなアメリカ在住の作家、冷泉彰彦氏の「経済の混乱とアメリカの政局」というレポートを読み、全体が理解できたような気がします。
以前も一度冷泉氏の文章は、ご紹介したかと思いますが、久しぶりに引用したいと思います。長くなりますのでご容赦を・・。
メールに「編集部より 引用する場合は出典の明記をお願いします。」とありますですので・・
<出典は>
JMM [Japan Mail Media] No.648 Saturday Edition
【発行】 有限会社 村上龍事務所
【編集】 村上龍 【発行部数】98,072部
【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ )
<現在まだ前号までしかWEBでは見れませんがURLは>
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/
report/title3_1.html
以下引用しますが、全文では失礼なので、半分程度にします。残りは上記URLをご参照ください
<引用開始>
■ 『from 911/USAレポート』第527回
「経済の混乱とアメリカの政局」
■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)
債務上限をめぐる政争、S&Pによる米国債の格下げという問題が、特に先週から今週にかけて全世界での景気後退への恐怖感を拡大しました。この問題に関しては、日替わりの情勢変化が起きているので、現時点ではまとまった論評は控えますが、とにかく不動産バブルの崩壊と金融危機という具体的な「欠損」に直面していた2008年とは、質的に異なる問題だということだけは言えると思います。週の後半には、少し市場が安定の兆候を見せてきましたが、その背景にはそうした認識があるのだと思います。
ただ、仮に何とかこの問題が収拾に向かうとして、長期的には全ての問題が解決するということはあり得ないように思います。具体的には二点、大変に気になっている問題があります。
一つは、政府による格差是正能力の低下という問題です。私は今回のロンドンに始まった英国各都市の暴動には、大変な落胆と、暗澹たる思いがしています。中卒で職業訓練もままならないままに公教育からも雇用からも放り出された若者の存在、そしてそこに複雑に絡んでくる人種問題、正に現代社会の闇としか言いようがありません。
アメリカでは他でもないオバマ大統領の存在が、マイノリティ出身者でも指導者になれる、それがアメリカだというメッセージの象徴になっていることもあって、格差の拡大が即暴動に発展するという雰囲気はありません。ですが、例えばペンシルベニア州のフィラデルフィアでは、今年の夏には若者のギャング集団がコミュニティを荒らして回るという問題が拡大しています。英国の問題と比較しますと、それほど根深い問題ではないのですが、不気味といえば不気味です。
問題の背景には、不況で民間の雇用が細ると共に税収も落ち込むという中で、先進各国が財政赤字を抱えているために、福祉や雇用対策の予算をカットしなくてはならないという現実があります。では、そうした形で政府を小さくしていけば、最終的に国家の債務が削減され、そのことが回り回って経済発展から雇用の拡大というプラスの循環になっていくかと言えば、そうした実感も弱いわけです。
つまり、経済成長という「全体の幸福」をもたらすストーリーが描けないと、財政赤字を減らそうとすれば格差が拡大し、格差を減らそうとすると赤字が拡大するという、何とも厄介な構造があるわけです。それが悪い方向に行けば、ロンドンのような、あるいは一時期のギリシャのような形で、社会の不安定化が形になって現れてしまうことになります。
一つは、今回の債務上限をめぐる一連の「バトル」を通じて浮かび上がった政治の困難です。これまでの米国のように、大きな政府論と小さな政府論を衝突させ、最後には実務的な調整で中道現実主義的な落とし所を探すという手法が、なかなか動かなかったのです。結果的にある意味で、今回の騒動は「民主主義の限界」を露呈したとも言えるでしょう。
米国債格下げに際して、S&Pのコメントにあった「現在の各国の財政赤字は公選制の指導者には解決がすこぶる困難」という言い方、そしてこれにシンクロするかのように出た中国からの「米国の債務上限問題は民主主義の限界」という「ふてぶてしい」コメントが出たわけですが、こうした主張にも一理あると思わせる、今回の騒動はそんな余波まで引き起こしました。
これではまるで、利害当事者である有権者の判断を集積しても、全体の最適解にはならない、したがって財政健全化へのナタを振るうといった実行力は、独裁政治や賢人政治に期待するしかないと言っているようなものです。私はこれは間違いだと思います。いみじくも高速鉄道の事故が、報道の自由や内部告発の自由など「開かれた社会」のシステムがないと、複雑化した現代社会での個々の判断が最適解に合致する確率は低くなることを示したからです。
ですが、確かに利害当事者の有権者の判断を集積しても全体の最適解にならないという問題は残ります。これは「生きたネゴのプロセスを担う代議制におけるキャラのコミュニケーション能力」と「それを理念的、あるいは実務的といった多角的な観点から厳しくチェックするジャーナリズム」という二つのバッファ機能を持った「システム」が稼働することで何とかアプローチしてゆくしかないのだと思います。そのようなシステムの精度を高めることが「賢人政治がマシ」という外野からのノイズへの唯一の返答ではないでしょうか。
さて、そうした困難を抱える中、この激動の一週間でアメリカの政局はどう動いたのでしょうか?
まずオバマ大統領ですが、大きく支持率を下げました。本人の主張がどうであれ、アメリカという国では何か問題があれば最終的には責任は大統領に行くのは仕方ないところです。ですが、調査にもよりますが支持率は遂に45%を切るという危険水域に入ってきています。大手調査機関の中では例えばラスムーセンの今週の調査では、支持43%に対して不支持55%というかなり強烈な結果が出ています。
衝撃的だったのは、8日の月曜日にS&Pの格下げについてコメントした会見です。下げ渋っていた株価は、オバマの演説への失望からズルズルと値を下げて、投売り状態になっていったわけです。この日の大統領としては、中身のある対策を出せる状況ではなく、またそうした役回りでもないわけで「米国経済は今でもAAA(トリプルA)」というのが精一杯というのは分かります。ですが、演説を契機にダウが600ドル下げるというのは、非常に苦しいところです。
では、オバマが苦境に立つことで、ライバルの共和党が活気づいているのかというと、決してそうでもないのです。今週の動きとしては、先週までの「債務上限バトル」の余波として、共和党の穏健派とティーパーティーの亀裂が激しくなってきています。
例えば、穏健派の代表とも言える前大統領候補のジョン・マケイン議員は「ティーパーティー」は「ホビット」だというコメントをして、日本的に言えば大炎上しているのです。
この「ホビット」というのは、映画化されたトールキン博士のファンタジー『指輪物語』に登場する小人族のことで、静かな自然環境の中で素朴な自給自足の生活をしているグループというイメージ、マケイン議員のこの発言ではそうした比喩として使われています。つまり、「ティーパーティー」は世間知らずの「お子様」であるとでも言うようなニュアンスです。
<引用終了>
この先、面白い2012アメリカ大統領選挙の状況レポートがありました。もしよろしければメルマガ購読か、URLでご覧下さい。
カテゴリー1 日本の未来
★債務上限の引き上げ
7月13日に浜北の木材関係の社長さんと東京で会食をした際に「8月2日危機」を始めて知りました。それまでは不勉強でしたし、日本のテレビではほとんど報道されていなかったので、8月12日にアメリカ議会で債務上限の引き上げに関する重大な議決があることをしりませんでした。
もしオバマ大統領が、この議案を通すことに失敗すれば、日本がすでに800兆円も購入している米国国債の追加発行ができなくなり、米国国債のデフォルト・・というリーマンショックの比ではない大恐慌の引き金になる・・ということでした。
結果的には共和党との妥協が成立し、デフォルトは起こらなかったものの、その後の格付けの引き下げなど、まだまだアメリカの危機は続いているようです。
★そんな中、JMM [Japan Mail Media]のメルマガで・・
大好きなアメリカ在住の作家、冷泉彰彦氏の「経済の混乱とアメリカの政局」というレポートを読み、全体が理解できたような気がします。
以前も一度冷泉氏の文章は、ご紹介したかと思いますが、久しぶりに引用したいと思います。長くなりますのでご容赦を・・。
メールに「編集部より 引用する場合は出典の明記をお願いします。」とありますですので・・
<出典は>
JMM [Japan Mail Media] No.648 Saturday Edition
【発行】 有限会社 村上龍事務所
【編集】 村上龍 【発行部数】98,072部
【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ )
<現在まだ前号までしかWEBでは見れませんがURLは>
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/
report/title3_1.html
以下引用しますが、全文では失礼なので、半分程度にします。残りは上記URLをご参照ください
<引用開始>
■ 『from 911/USAレポート』第527回
「経済の混乱とアメリカの政局」
■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)
債務上限をめぐる政争、S&Pによる米国債の格下げという問題が、特に先週から今週にかけて全世界での景気後退への恐怖感を拡大しました。この問題に関しては、日替わりの情勢変化が起きているので、現時点ではまとまった論評は控えますが、とにかく不動産バブルの崩壊と金融危機という具体的な「欠損」に直面していた2008年とは、質的に異なる問題だということだけは言えると思います。週の後半には、少し市場が安定の兆候を見せてきましたが、その背景にはそうした認識があるのだと思います。
ただ、仮に何とかこの問題が収拾に向かうとして、長期的には全ての問題が解決するということはあり得ないように思います。具体的には二点、大変に気になっている問題があります。
一つは、政府による格差是正能力の低下という問題です。私は今回のロンドンに始まった英国各都市の暴動には、大変な落胆と、暗澹たる思いがしています。中卒で職業訓練もままならないままに公教育からも雇用からも放り出された若者の存在、そしてそこに複雑に絡んでくる人種問題、正に現代社会の闇としか言いようがありません。
アメリカでは他でもないオバマ大統領の存在が、マイノリティ出身者でも指導者になれる、それがアメリカだというメッセージの象徴になっていることもあって、格差の拡大が即暴動に発展するという雰囲気はありません。ですが、例えばペンシルベニア州のフィラデルフィアでは、今年の夏には若者のギャング集団がコミュニティを荒らして回るという問題が拡大しています。英国の問題と比較しますと、それほど根深い問題ではないのですが、不気味といえば不気味です。
問題の背景には、不況で民間の雇用が細ると共に税収も落ち込むという中で、先進各国が財政赤字を抱えているために、福祉や雇用対策の予算をカットしなくてはならないという現実があります。では、そうした形で政府を小さくしていけば、最終的に国家の債務が削減され、そのことが回り回って経済発展から雇用の拡大というプラスの循環になっていくかと言えば、そうした実感も弱いわけです。
つまり、経済成長という「全体の幸福」をもたらすストーリーが描けないと、財政赤字を減らそうとすれば格差が拡大し、格差を減らそうとすると赤字が拡大するという、何とも厄介な構造があるわけです。それが悪い方向に行けば、ロンドンのような、あるいは一時期のギリシャのような形で、社会の不安定化が形になって現れてしまうことになります。
一つは、今回の債務上限をめぐる一連の「バトル」を通じて浮かび上がった政治の困難です。これまでの米国のように、大きな政府論と小さな政府論を衝突させ、最後には実務的な調整で中道現実主義的な落とし所を探すという手法が、なかなか動かなかったのです。結果的にある意味で、今回の騒動は「民主主義の限界」を露呈したとも言えるでしょう。
米国債格下げに際して、S&Pのコメントにあった「現在の各国の財政赤字は公選制の指導者には解決がすこぶる困難」という言い方、そしてこれにシンクロするかのように出た中国からの「米国の債務上限問題は民主主義の限界」という「ふてぶてしい」コメントが出たわけですが、こうした主張にも一理あると思わせる、今回の騒動はそんな余波まで引き起こしました。
これではまるで、利害当事者である有権者の判断を集積しても、全体の最適解にはならない、したがって財政健全化へのナタを振るうといった実行力は、独裁政治や賢人政治に期待するしかないと言っているようなものです。私はこれは間違いだと思います。いみじくも高速鉄道の事故が、報道の自由や内部告発の自由など「開かれた社会」のシステムがないと、複雑化した現代社会での個々の判断が最適解に合致する確率は低くなることを示したからです。
ですが、確かに利害当事者の有権者の判断を集積しても全体の最適解にならないという問題は残ります。これは「生きたネゴのプロセスを担う代議制におけるキャラのコミュニケーション能力」と「それを理念的、あるいは実務的といった多角的な観点から厳しくチェックするジャーナリズム」という二つのバッファ機能を持った「システム」が稼働することで何とかアプローチしてゆくしかないのだと思います。そのようなシステムの精度を高めることが「賢人政治がマシ」という外野からのノイズへの唯一の返答ではないでしょうか。
さて、そうした困難を抱える中、この激動の一週間でアメリカの政局はどう動いたのでしょうか?
まずオバマ大統領ですが、大きく支持率を下げました。本人の主張がどうであれ、アメリカという国では何か問題があれば最終的には責任は大統領に行くのは仕方ないところです。ですが、調査にもよりますが支持率は遂に45%を切るという危険水域に入ってきています。大手調査機関の中では例えばラスムーセンの今週の調査では、支持43%に対して不支持55%というかなり強烈な結果が出ています。
衝撃的だったのは、8日の月曜日にS&Pの格下げについてコメントした会見です。下げ渋っていた株価は、オバマの演説への失望からズルズルと値を下げて、投売り状態になっていったわけです。この日の大統領としては、中身のある対策を出せる状況ではなく、またそうした役回りでもないわけで「米国経済は今でもAAA(トリプルA)」というのが精一杯というのは分かります。ですが、演説を契機にダウが600ドル下げるというのは、非常に苦しいところです。
では、オバマが苦境に立つことで、ライバルの共和党が活気づいているのかというと、決してそうでもないのです。今週の動きとしては、先週までの「債務上限バトル」の余波として、共和党の穏健派とティーパーティーの亀裂が激しくなってきています。
例えば、穏健派の代表とも言える前大統領候補のジョン・マケイン議員は「ティーパーティー」は「ホビット」だというコメントをして、日本的に言えば大炎上しているのです。
この「ホビット」というのは、映画化されたトールキン博士のファンタジー『指輪物語』に登場する小人族のことで、静かな自然環境の中で素朴な自給自足の生活をしているグループというイメージ、マケイン議員のこの発言ではそうした比喩として使われています。つまり、「ティーパーティー」は世間知らずの「お子様」であるとでも言うようなニュアンスです。
<引用終了>
この先、面白い2012アメリカ大統領選挙の状況レポートがありました。もしよろしければメルマガ購読か、URLでご覧下さい。
大きな哲学
2011年07月11日 / 8 原発について
<第303回> 大きな哲学
カテゴリー8.原発について
3・11以降、原子力発電について色々な話を聞き、本や様々なメディアの情報が入って来ました。シーベルトもベクレルも知らなかった素人ながら、耳年増で、ある程度の意見を言える様になったので、「原発について」という新しいカテゴリーを作り、語ってみたいと思います。
世の中の多くの課題には、幾つもの答えのある多極問題と、イエスかノーかの2極化されるものがある様です。
原発は後者で、推進するか、廃止を目指すかの二元論になります。勿論、推進する場合でも、何処に、どの程度、どんな安全対策を取りながらやるかなどの方法論は異なりますので、何処にどの程度造るのか、エネルギー全体のバランス、時間軸の設定などの議論は必須だとも思っています。
ただ、推進か廃止かの方向決定は必須で、「神はいるか、いないか」という問いに近いような哲学的な考えを持つべきではないか・・と最近気が付きました。
私の結論は「原発は廃止すべき」です。
理由や、廃止までの方法については、何回かに分けて、書いてみたいと思います。
カテゴリー8.原発について
3・11以降、原子力発電について色々な話を聞き、本や様々なメディアの情報が入って来ました。シーベルトもベクレルも知らなかった素人ながら、耳年増で、ある程度の意見を言える様になったので、「原発について」という新しいカテゴリーを作り、語ってみたいと思います。
世の中の多くの課題には、幾つもの答えのある多極問題と、イエスかノーかの2極化されるものがある様です。
原発は後者で、推進するか、廃止を目指すかの二元論になります。勿論、推進する場合でも、何処に、どの程度、どんな安全対策を取りながらやるかなどの方法論は異なりますので、何処にどの程度造るのか、エネルギー全体のバランス、時間軸の設定などの議論は必須だとも思っています。
ただ、推進か廃止かの方向決定は必須で、「神はいるか、いないか」という問いに近いような哲学的な考えを持つべきではないか・・と最近気が付きました。
私の結論は「原発は廃止すべき」です。
理由や、廃止までの方法については、何回かに分けて、書いてみたいと思います。
拝啓鳩山由紀夫殿
2011年06月03日 / 1 日本の未来
<第302回> 拝啓鳩山由紀夫殿
カテゴリー1 日本の未来
昨日の茶番劇はすごかったですね。幕が上がる前に、劇の結末が見えている舞台なんて、観客は見たくないですよね。
昨日は「鳩山さんエライ」と思ったり、「鳩山さん甘い」と思ったり、「菅直人酷い」と思ったりの一日でしたが、一夜明けて冷静になると、素晴らしい日本的な結末が書けそうな気がしました。
シナリオはこんな感じです。
①鳩山さんは「菅直人はペテン師だ」ということをもう言わなくなる。
②鳩山さんは「私は総理大臣としての菅直人さんを信じている」と発言する。
③鳩山さんは「青票を入れた・・人の気持ちを汲んで、私は一カ月間、第二次復興予算案編成のため、全力で応援したい」と発言する。
④同時に鳩山さんは「現場での被災者応援のためのチーム鳩山を作り、私を信じて青票を入れてくれた全ての国会議員協力し、東北3県の復興に汗を流したい」と発言し、私財を投じて、プロジェクトチームを作り、一カ月被災地で支援をする。
⑤空白の30分の間にどんな会話がなされたかを、文章で残し、7月1日に発表するまで、封印をします・・という宣言をする。
このシナリオで7月1日までに、復興支援基本法が成立し、第二次復興予算の編成にメドがついた時に、菅直人氏の人間性が見えますね。
菅直人が善人として、後世になお残すか、稀代のペテン師として、両院議員総会で、身内の民主党議員から抹殺されるか。
鳩山由紀夫さんをよくご存じの方、是非、お伝えください。
カテゴリー1 日本の未来
昨日の茶番劇はすごかったですね。幕が上がる前に、劇の結末が見えている舞台なんて、観客は見たくないですよね。
昨日は「鳩山さんエライ」と思ったり、「鳩山さん甘い」と思ったり、「菅直人酷い」と思ったりの一日でしたが、一夜明けて冷静になると、素晴らしい日本的な結末が書けそうな気がしました。
シナリオはこんな感じです。
①鳩山さんは「菅直人はペテン師だ」ということをもう言わなくなる。
②鳩山さんは「私は総理大臣としての菅直人さんを信じている」と発言する。
③鳩山さんは「青票を入れた・・人の気持ちを汲んで、私は一カ月間、第二次復興予算案編成のため、全力で応援したい」と発言する。
④同時に鳩山さんは「現場での被災者応援のためのチーム鳩山を作り、私を信じて青票を入れてくれた全ての国会議員協力し、東北3県の復興に汗を流したい」と発言し、私財を投じて、プロジェクトチームを作り、一カ月被災地で支援をする。
⑤空白の30分の間にどんな会話がなされたかを、文章で残し、7月1日に発表するまで、封印をします・・という宣言をする。
このシナリオで7月1日までに、復興支援基本法が成立し、第二次復興予算の編成にメドがついた時に、菅直人氏の人間性が見えますね。
菅直人が善人として、後世になお残すか、稀代のペテン師として、両院議員総会で、身内の民主党議員から抹殺されるか。
鳩山由紀夫さんをよくご存じの方、是非、お伝えください。
拝啓国会議員殿
2011年06月02日 / 1 日本の未来
<第301回> 拝啓国会議員殿
カテゴリー1 日本の未来
前回『「初動が遅い」と批判された阪神淡路大震災時の村山政権でも菅内閣よりはまし・・』とブログで書きました。
そして、村山政権には内閣不信任案は出されませんでした。その理由は簡単で、初動の遅れを反省した村山総理が、小里氏というベテランの有能な国会議員を「震災復興大臣」に任命し、「私(村山)が全責任を負うから、お金と現行法律の制約を度外視して被災者救済に当たれ」・・と指示したからと聞いています。
こんな時期に内閣不信任案を出される総理大臣って本当に酷いですね。
9月14日の代表選に比べると、マスコミの菅直人氏への肩入れも大分消極的。政権が替わる可能性が非常に大きいことを敏感に察知しているかのようです。
それでも、「こんな時期に・・」とか「被災者の声は・・」とかの、消極的イチャモンはつけていますが、震災から80日経っても、10万人以上が避難所に暮らし、放射能汚染の危険も全く解消されていない現状を見、被災者見舞のその夜に中国と韓国の首脳と晩餐会を開き、何の成果もない外遊(G8サミット)で脚光を浴びるだけの能無し総理を変える時期が来ました。今を逃すと日本の沈没は加速されます。
特に、9月14日の決断が日本をどん底まで落としていることを自覚している204人の民主党議員さん、目を覚ますのは今ですよ。
カテゴリー1 日本の未来
前回『「初動が遅い」と批判された阪神淡路大震災時の村山政権でも菅内閣よりはまし・・』とブログで書きました。
そして、村山政権には内閣不信任案は出されませんでした。その理由は簡単で、初動の遅れを反省した村山総理が、小里氏というベテランの有能な国会議員を「震災復興大臣」に任命し、「私(村山)が全責任を負うから、お金と現行法律の制約を度外視して被災者救済に当たれ」・・と指示したからと聞いています。
こんな時期に内閣不信任案を出される総理大臣って本当に酷いですね。
9月14日の代表選に比べると、マスコミの菅直人氏への肩入れも大分消極的。政権が替わる可能性が非常に大きいことを敏感に察知しているかのようです。
それでも、「こんな時期に・・」とか「被災者の声は・・」とかの、消極的イチャモンはつけていますが、震災から80日経っても、10万人以上が避難所に暮らし、放射能汚染の危険も全く解消されていない現状を見、被災者見舞のその夜に中国と韓国の首脳と晩餐会を開き、何の成果もない外遊(G8サミット)で脚光を浴びるだけの能無し総理を変える時期が来ました。今を逃すと日本の沈没は加速されます。
特に、9月14日の決断が日本をどん底まで落としていることを自覚している204人の民主党議員さん、目を覚ますのは今ですよ。
一菅の終わり
2011年05月19日 / 1 日本の未来
<第301回 > 一菅の終わり
カテゴリー1 日本の終わり
今日のテーマは「一巻の終わり」。
やっとドジでノロマな菅に内閣不信任案がだされる。
日本の夜明けが近い。
昨年の9月15日に、大きな、取り返しのつかないミステイクをした204人の民主党国会議員の人たちの目が、未だに曇っていないことだけを、私祈ってます。
マスコミも馬鹿なキャンペーンをしないように!
地方マスコミは大丈夫なのだが、中央マスコミは記者クラブとクロスライセンスオーナーシップの守護神である菅直人には甘いので、少し心配。
多分流石に、今菅直人の応援は出来ないので、恐らく「 嵐の海で船長を変えるな」「川を渡る途中で馬を変えるな」「料理の途中でコックを変えるな」という社説は出るだろう。
その時は昨年の9月14日までのマスコミキャンペーンを思い出そう。「今はリーダーシップを問うべきではない」「総理大臣をコロコロ変えるな」と言っていましたよね。
その後の選挙は全部民主党の負け。マスコミは責任を取らないのですか。
カテゴリー1 日本の終わり
今日のテーマは「一巻の終わり」。
やっとドジでノロマな菅に内閣不信任案がだされる。
日本の夜明けが近い。
昨年の9月15日に、大きな、取り返しのつかないミステイクをした204人の民主党国会議員の人たちの目が、未だに曇っていないことだけを、私祈ってます。
マスコミも馬鹿なキャンペーンをしないように!
地方マスコミは大丈夫なのだが、中央マスコミは記者クラブとクロスライセンスオーナーシップの守護神である菅直人には甘いので、少し心配。
多分流石に、今菅直人の応援は出来ないので、恐らく「 嵐の海で船長を変えるな」「川を渡る途中で馬を変えるな」「料理の途中でコックを変えるな」という社説は出るだろう。
その時は昨年の9月14日までのマスコミキャンペーンを思い出そう。「今はリーダーシップを問うべきではない」「総理大臣をコロコロ変えるな」と言っていましたよね。
その後の選挙は全部民主党の負け。マスコミは責任を取らないのですか。
ノロマの理由
2011年05月18日 / 7 東日本大震災
<第300回> ノロマの理由
カテゴリー7 東日本大震災
「初動が遅い」と批判された阪神淡路大震災時の村山政権でも菅内閣よりはまし・・という声がネット上では主流ですね。せっかちで「イラ菅」と呼ばれる菅総理ですが、最近テレビで目にすると「ノロマな亀(KAME)」ならぬ「ノロマな菅(KAN)」に見えてきました。
何故、28もの災害対策関連の会議や本部を作ったのに、被災地の一向によくならないのでしょうか。まず第一優先でやるべき「72時間以内の救出」もできず、次に必須な「瓦礫の撤去」さえほとんど進んでいないのでしょうか。
昨日も紹介した5月14日づけの日刊ゲンダイ一面からの引用です。(昨日のブログでは4日と誤記しました。ゴメンナサイ。)
<引用開始>
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「村山首相も無能を指摘されました。ただ、自分の能力不足を自覚していた村山さんは、閣僚一人ひとりに『自分が全責任を負う』『日本の危機だ。協力して欲しい』と頭を下げた。その姿を見た全ての閣僚に、村山首相の『被災者を救いたい』という真摯な気持ちが伝わり、政府与党全体が『よし協力しよう』と奮い立った。みんなが一丸となったのです。その結果、初動は遅れたが、その後は一気に復旧復興が進んでいった。
それに比べて、菅首相は震災を延命に利用し、これを乗り切ることで自分の名を後世に残すことしか考えていない。だから周囲の手柄を平気で奪うし、責任を取らない。これでは誰も協力するわけがない。」
(中略)菅こそが、震災復興の最大の障害なのである。
<引用終了>
平静な海でも操船がおぼつかない、初心者マークの船長に、荒波の航海を託してる日本の未来が心配です。
嵐の海で船長を変えるな、火事場で火消しの頭(かしら)を変えるな、料理の最中にコックを変えるな・・という大きな声の主をみると、船長、頭、コックの関係者ばかりかな・・。
カテゴリー7 東日本大震災
「初動が遅い」と批判された阪神淡路大震災時の村山政権でも菅内閣よりはまし・・という声がネット上では主流ですね。せっかちで「イラ菅」と呼ばれる菅総理ですが、最近テレビで目にすると「ノロマな亀(KAME)」ならぬ「ノロマな菅(KAN)」に見えてきました。
何故、28もの災害対策関連の会議や本部を作ったのに、被災地の一向によくならないのでしょうか。まず第一優先でやるべき「72時間以内の救出」もできず、次に必須な「瓦礫の撤去」さえほとんど進んでいないのでしょうか。
昨日も紹介した5月14日づけの日刊ゲンダイ一面からの引用です。(昨日のブログでは4日と誤記しました。ゴメンナサイ。)
<引用開始>
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「村山首相も無能を指摘されました。ただ、自分の能力不足を自覚していた村山さんは、閣僚一人ひとりに『自分が全責任を負う』『日本の危機だ。協力して欲しい』と頭を下げた。その姿を見た全ての閣僚に、村山首相の『被災者を救いたい』という真摯な気持ちが伝わり、政府与党全体が『よし協力しよう』と奮い立った。みんなが一丸となったのです。その結果、初動は遅れたが、その後は一気に復旧復興が進んでいった。
それに比べて、菅首相は震災を延命に利用し、これを乗り切ることで自分の名を後世に残すことしか考えていない。だから周囲の手柄を平気で奪うし、責任を取らない。これでは誰も協力するわけがない。」
(中略)菅こそが、震災復興の最大の障害なのである。
<引用終了>
平静な海でも操船がおぼつかない、初心者マークの船長に、荒波の航海を託してる日本の未来が心配です。
嵐の海で船長を変えるな、火事場で火消しの頭(かしら)を変えるな、料理の最中にコックを変えるな・・という大きな声の主をみると、船長、頭、コックの関係者ばかりかな・・。
2か月過ぎても
2011年05月17日 / 7 東日本大震災
<第299回> 2か月過ぎても
カテゴリー7 東日本大震災
静岡県議の大岡敏孝さんが先日被災地の支援に東北地方に入りました。また、中区の市会議員候補だった中島あけみさん達、静岡宇宙少年団のメンバーも先週末に福島に行っています。それぞれが、被災地のために其々のできることをやっています。
★本気でやっていないのは誰でしょうか?
5月4日づけの日刊ゲンダイ一面からの引用です。
<引用開始>
被災地では、今も12万人の人が不自由な避難所暮らしを強いられている。日本中から集まった1800億円の義援金も、いまだにその大半が配られていないありさまだ。着の身着のままで避難した被災者の財布は底をつき、下着どころかパン1個さえかえない絶望的な状況が続いている。(中略)菅政権は最低限のことさえ満足にできていないのである。これほど危機対応能力のない政権は前代未聞だ。
95年の阪神大震災のときも、当時の村山政権は「初動が遅い」「お粗末だ」と酷評された。しかし、菅政権はそれよりはるかに対応が遅い。例えば、阪神では震災43日後に7000戸以上の仮設住宅が建設されたが、今回はたったの600戸余り。
<引用終了>
まだまだ政治の不作為は山ほどあると思いますが、ほんの一例です。
マスコミは「被災地にも春が来た」かのような報道を増やしました。確かに日本全体で落ち込むより、東北のために、被害のなかった地域で、元気を出し、経済を冷え込ませないことは重要です。そんなことは賢い国民は分かっているので、被災地の課題は、暗い話を優先してテレビに出しましょう。
政権批判を避け、真実の報道を避けるという意味では、日本のマスコミは最悪です。遺体の姿さえ写さないのは、日本のマスコミだけです。
東電原発関連報道の国内と海外の差も最悪です。海外マスコミが記者クラブでの保安院発表に一人も出なかったときに、保安院は平然と無人の記者席に向かって話したそうです。海外記者にとって、正しい情報を出さない政府の発表の席は、聞く価値のない場になりました。
被災地の声、怨嗟の声を全国に届け、政治の無策をもっと批判し、ボンクラ政権の尻を叩かなければ、次の2ヶ月たっても状況が良くならない。その間に災害関連死がどれほど増えるのでしょうか。歩く風評被害と呼ばれる官直人氏の責任も大きいのですが、「マスコミの責任(マスコミによる人災)」も大きいですね。
「政治の役割」も大事ですが、「マスコミの役割」がもっと大事かとつくづく思います。
カテゴリー7 東日本大震災
静岡県議の大岡敏孝さんが先日被災地の支援に東北地方に入りました。また、中区の市会議員候補だった中島あけみさん達、静岡宇宙少年団のメンバーも先週末に福島に行っています。それぞれが、被災地のために其々のできることをやっています。
★本気でやっていないのは誰でしょうか?
5月4日づけの日刊ゲンダイ一面からの引用です。
<引用開始>
被災地では、今も12万人の人が不自由な避難所暮らしを強いられている。日本中から集まった1800億円の義援金も、いまだにその大半が配られていないありさまだ。着の身着のままで避難した被災者の財布は底をつき、下着どころかパン1個さえかえない絶望的な状況が続いている。(中略)菅政権は最低限のことさえ満足にできていないのである。これほど危機対応能力のない政権は前代未聞だ。
95年の阪神大震災のときも、当時の村山政権は「初動が遅い」「お粗末だ」と酷評された。しかし、菅政権はそれよりはるかに対応が遅い。例えば、阪神では震災43日後に7000戸以上の仮設住宅が建設されたが、今回はたったの600戸余り。
<引用終了>
まだまだ政治の不作為は山ほどあると思いますが、ほんの一例です。
マスコミは「被災地にも春が来た」かのような報道を増やしました。確かに日本全体で落ち込むより、東北のために、被害のなかった地域で、元気を出し、経済を冷え込ませないことは重要です。そんなことは賢い国民は分かっているので、被災地の課題は、暗い話を優先してテレビに出しましょう。
政権批判を避け、真実の報道を避けるという意味では、日本のマスコミは最悪です。遺体の姿さえ写さないのは、日本のマスコミだけです。
東電原発関連報道の国内と海外の差も最悪です。海外マスコミが記者クラブでの保安院発表に一人も出なかったときに、保安院は平然と無人の記者席に向かって話したそうです。海外記者にとって、正しい情報を出さない政府の発表の席は、聞く価値のない場になりました。
被災地の声、怨嗟の声を全国に届け、政治の無策をもっと批判し、ボンクラ政権の尻を叩かなければ、次の2ヶ月たっても状況が良くならない。その間に災害関連死がどれほど増えるのでしょうか。歩く風評被害と呼ばれる官直人氏の責任も大きいのですが、「マスコミの責任(マスコミによる人災)」も大きいですね。
「政治の役割」も大事ですが、「マスコミの役割」がもっと大事かとつくづく思います。
天災から人災へ
2011年05月16日 / 7 東日本大震災
<第298回> 天災から人災へ
カテゴリー7 東日本大震災
東日本大震災のことも書きたいとは思っていたのですが、生半可な知識では真剣に書き続けることができないと思い、他の方のブログではコメントなどしていましたが、自分のブログでは躊躇していました。
ただ、3月11日2時46分の大地震から2カ月以上経過し、政治の無策、東電の「人の命より自分のお金」という状況を見ながら、やはり逃げずに語ることにしました。
新しいカテゴリーも作りました。
書きたいことは沢山あるのですが、マスコミの「一億、総善人」キャンペーンの後ろで、未だに避難所生活を余儀なくされている方々に、一日でも早く少しでも安心な日を取り戻してもらいたいという思いから、批判ばかりになることを心配しています。
もちろん、東電の原発事故についても、技術系の経営者として、遠慮せずに批判と提案をしたいと思います。
言いたいことは次の二つです。
★未曾有の大地震と津波は・・
最悪の政治により、日本を沈没させるほどの人災になってしまった。
★何故そうなったかを総括しないと・・
復旧から復興などという掛け声で国民を騙し、被災者のためではなく、利権のための金を使い、景気を冷え込ませ、立ち直れない日本になってしまう。
当然批判だけではなく、提案もします。拡散と皆さんからのご意見を期待しています。
カテゴリー7 東日本大震災
東日本大震災のことも書きたいとは思っていたのですが、生半可な知識では真剣に書き続けることができないと思い、他の方のブログではコメントなどしていましたが、自分のブログでは躊躇していました。
ただ、3月11日2時46分の大地震から2カ月以上経過し、政治の無策、東電の「人の命より自分のお金」という状況を見ながら、やはり逃げずに語ることにしました。
新しいカテゴリーも作りました。
書きたいことは沢山あるのですが、マスコミの「一億、総善人」キャンペーンの後ろで、未だに避難所生活を余儀なくされている方々に、一日でも早く少しでも安心な日を取り戻してもらいたいという思いから、批判ばかりになることを心配しています。
もちろん、東電の原発事故についても、技術系の経営者として、遠慮せずに批判と提案をしたいと思います。
言いたいことは次の二つです。
★未曾有の大地震と津波は・・
最悪の政治により、日本を沈没させるほどの人災になってしまった。
★何故そうなったかを総括しないと・・
復旧から復興などという掛け声で国民を騙し、被災者のためではなく、利権のための金を使い、景気を冷え込ませ、立ち直れない日本になってしまう。
当然批判だけではなく、提案もします。拡散と皆さんからのご意見を期待しています。
デジタル経営
2011年05月10日 / 6 デジタルイノベ
<第297回> デジタル経営
カテゴリー6 デジタルイノベ
政治のこと、東日本大震災のこと、原発のことなど書きたいことは沢山あるのですが、少し、デジタル経営について話ておきたいと思いました。
もちろん、「お気に入り」に入れてある「デジタル経営のすすめ」というブログでも今まで色々語ってきました。
ただ、デジタルは企業経営だけでなく、国家経営、都市経営にも必要だ・・という思いを最近(震災後)強くしているので、敢えて、このブログでも6番目のカテゴリーに「デジタルイノベ」を加えました。イノベーションでは長すぎるので略して「イノベ」です。
★何故デジタル経営???
バブル崩壊後の、失われた20年の間でも成長を続け、世界の法人税、所得税の一番の貢献者は誰か・・と問われるとき、海外ならビル・ゲイツやスティブン・ジョブスの名前が必ず上がると思います。もちろん国内では孫正義さん。社会がデジタルネットワーク産業を必要とした・・という時代背景はあるものの、やはり発想力やスピード感のある経営手法が、多くのライバルの中から生き残った理由だと思います。
ということは、その他の産業でもその手法やデジタルツールの活用方法は当然参考になるはずですよね。
デジタルの本質を理解し、企業や都市の経営に大いに利用することで、イノベーションが起きると思っています。
シュンペータの「新しい組み合わせこそがイノベーション」という考え方をベースに、「デジタルイノベーション」とは何かを、カテゴリー6では、できるだけ分かり易く語りたいと思います。
カテゴリー6 デジタルイノベ
政治のこと、東日本大震災のこと、原発のことなど書きたいことは沢山あるのですが、少し、デジタル経営について話ておきたいと思いました。
もちろん、「お気に入り」に入れてある「デジタル経営のすすめ」というブログでも今まで色々語ってきました。
ただ、デジタルは企業経営だけでなく、国家経営、都市経営にも必要だ・・という思いを最近(震災後)強くしているので、敢えて、このブログでも6番目のカテゴリーに「デジタルイノベ」を加えました。イノベーションでは長すぎるので略して「イノベ」です。
★何故デジタル経営???
バブル崩壊後の、失われた20年の間でも成長を続け、世界の法人税、所得税の一番の貢献者は誰か・・と問われるとき、海外ならビル・ゲイツやスティブン・ジョブスの名前が必ず上がると思います。もちろん国内では孫正義さん。社会がデジタルネットワーク産業を必要とした・・という時代背景はあるものの、やはり発想力やスピード感のある経営手法が、多くのライバルの中から生き残った理由だと思います。
ということは、その他の産業でもその手法やデジタルツールの活用方法は当然参考になるはずですよね。
デジタルの本質を理解し、企業や都市の経営に大いに利用することで、イノベーションが起きると思っています。
シュンペータの「新しい組み合わせこそがイノベーション」という考え方をベースに、「デジタルイノベーション」とは何かを、カテゴリー6では、できるだけ分かり易く語りたいと思います。

